毎年の夏の恒例行事、K4-GP FUJI1000kmに参加してきました。
うちのチームは、今年がちょうど10年目。
今年のスターターの仮装はバカ殿。
昨年、仮装賞をもらったので、史上初の2連覇を狙ってみましたが、残念ながら写真右の北朝鮮のアナウンサに取られてしまいました。この人、「リ・チュニ」というそうです。ずいぶん痩せてしまっていますが。
肝心のレースの方は順調でした。事故もなく給油タイミングは予定通りで、燃料も大体使い切り。最後の給油などは、SCが入るのをピット側で事前に察知して、急遽予定を早めてピットインを指示。順位を落とすことなく給油&ドライバー交代を行うという、まるでプロのレーシングチームみたいなレース運びをすることができました。
(写真提供: 岩田様)
その結果、クラス39位。30位代に入ったのは初めてです。
ただし、全てがうまく行ったのに、この順位というのは、これがうちのチームの実力ということになります。今までは、給油タイミングをミスったとか、事故修理でピットに長い時間とまっていた、などの言い訳ができましたが、今回はそういう事が一切ありません。
K4-GPの面白いところは、独特の燃料補給ルールです。これが、他の耐久レースと違う、K4-GP独特の戦術を生み出すわけです。
そして、最後のお楽しみのパレードラン。K4-GPの10時間は、このパレードランでの達成感を得るためにあると言っても良いでしょう。
1コーナーを抜けた先から見える御殿場の街の灯りと、パレードランの車列。
「お疲れさま~」「また来年」
と他のチームに声をかけながらパレードランを走り、この景色を見ると、夏が終わったと感じます。