先週のタワーミーティングからの帰り道、エンジンが止まったのは、やはりMSDのオーバーヒートだと思われます。翌日、あっさりエンジンがかかりました。MSDが壊れていなくて良かったです。
熱対策として、MSDをここに移設しました。直付けもやめて、ゴム足で浮かしてあります。
この位置は、リアフード横のエアインテークから空気が入って来る場所。走っていれば、走行風が当たるでしょう。でも、ヘッダースからの輻射熱はもらってしまうので、遮熱板も付けた方がいいかもなぁ。
スロー系の燃調がまったくもって薄すぎの件。
まずは、今付いているジェットの確認。55F8。ごーごーの・・・ エフはち。
ん? んんっ? あれあれ? えーっと・・・ と、とりあえず電話してみよう。記憶違いかもしれないし。
「ちょっと教えて欲しいんですけど。48IDAなんですけど、スロージェットに55F8が付いているんですが、こういうのってあり?」
「えっ? エフはち? IDAって言ったよね。本当にF8? 横に穴が開いてるやつ?」
「そう。F8って書いてあるし、横に穴も開いていますね。」
「いや、それ絶対変。IDAはF10以外あり得ないよ。本当にF8が付いているの?」
「じゃあ、やっぱり変なんですね。特別なセッティングでF8を入れるってことは、ないんですね。」
「んー、使えないことはないのかもしれないけど・・・ そもそも、ハマるの?」
「いやー、今実際の私の手元にF8が刺さったアイドルジェットがあるんだけど。まあ、刺さることは刺さるみたい。めちゃめちゃ薄いみたいで、まともに走らないけど。」
というわけで、理由はわかりませんが、IDAのキャブにDCOE用のF8が刺さっていました。
IDAのアイドルジェットはF10と決まっています。F10は横にエアフロー用の穴が開いていないタイプ。IDAはアイドルジェットのホルダー側にエアフロー用の穴があいていて、エアフローはの調整はF値ではなくて、ホルダーのエアフロー径で行います。ちなみに、付いていたのは1.00mm。
F8はジェット本体にエアフロー用の穴が開いているので、ホルダーとジェット本体の両方から空気が入って、薄くなっていたと考えられます。
参考: Pegasus RacingのIDA用アイドルジェットの説明
もしかしたら、たまたま抜いた4番だけに間違ってF8を入れたという可能性も考えられたので、全気筒のジェットを全部外して確認。
全気筒は、きちんと揃っていて、
アイドル: ジェット55F8, ホルダ1.00
メイン: ジェット1.30, エマルジョンチューブF11
間違えたというわけではなさそうです。
まずは、アイドルジェットは、60F10かな。
でもまあ、これでスロー系が調子悪いのは、ジェッティングが悪いということで解決できそうです。