ガソリンスタンドで動かなくなってから5週間。ついにエンジンが再始動しました。
空ぶかしだと、キャブの燃調がちょい薄い感じですね。
先週、デスビが付いてからエンジンがかかるまでの作業は以下。
MSDのデスビは、通常のFORDのデスビとは端子形状が異なるので、プラグ・ワイヤーを製作しました。プラグ・ワイヤーは車種別に設定されているものを買わなくても、自分で作れます。私はMSDの専用カシメ工具を持っていますが、MSDのキットにはバイスを使ってカシメる冶具が付録しているので、それを使えば誰にでも作れます。
プラグ・ワイヤーは黒を選びました。MSDのイメージカラーは赤ですが、最近のアメリカの流行は、エンジンルームを黒くすることです。それに合わせて、MSDも黒のモデルを販売しています。デスビも黒にしたかったのですが、スモールタイプのデスビには、まだ黒がラインナップされていなかったので、仕方なく、普通に赤。
バルブカバーを外しているのは、圧縮上死点を確認するため。実は、最初のエンジン始動のとき、圧縮上死点か排気上死点かわからなかったので、確率1/2で試してみたら、ハズレでした。盛大にバックファイヤしたのでした。
クランクプリーの目盛りを0°に合わせた時、確かに1番が上死点にいるかどうか確認するために、1番のプラグホールからドライバーを突っ込んでみたのですが、ドームトップのピストンが付いている感触でした。このエンジンは302ですが、点火順序が通常の302とは異なり、BOSSエンジンと同じ
1-3-7-2-6-5-4-8。容量の大きなサイレンサーが付いているので、今一つ迫力に欠けますが、案外とハイスペックなエンジンなのかもしれません。そういえば、バルブカバーがCOBRAなのは、もしかするとマスタング・コブラ用エンジンなのかも?