“Teaser”で予告したクルマは、これ。
FORD GT40 Mk.1 (のレプリカ)。GT Development社製です。
先週、登録されまして、所有者になりました。
新規登録。奇跡の未走行車です。まあ、おそらくイベント試乗などで多少乗られてはいますが、公道を走ったことはないはず。
ここしばらくGT40の本を買ったり、FORDのエンジン本を読んでいたのは、仕事でGT40を触るからという理由もありましたが、実は、このクルマがあったからです。
多分、これが「上がり」のクルマになるんじゃないかなと思っています。あんなに語っていたCorvette Grand Sportはどうなったんだ? と思いますが、こういうクルマは「縁」なので。普通のクルマと違って、様々な人とのつながりやタイミングなど、複数の要素が合致した結果として、オーナーとなれるものだと思います。Grand Sportの方は、このタイミングでそういう要素が合致しなかったということです。
このクルマの素性は、追々明らかにするとして、今日はこれをタワーミーティングでお披露目する予定でした。手作り車の未走行車は信頼性が低いので、昨日の夜遅くまで、点検して今日に備えていました。
出発前にも、会社の敷地内を何往復か走らせて、エンジンの調子があまり良くないけれど、まあこれから調整していくか、なんて考えて、タワーミーティングに向けて出発したのですが。
1時間後には、別のクルマに載ってました。
クルマは会社に保管してあるのですが、会社からタワーミーティングの場所まで約10分。初テスト走行には丁度良い。帰ってきたら、再度リフトで上げて点検しようと考えていました。
しかし、途中、ガソリンスタンド寄った時、ポンプの数メートル手前で、エンジンストール。その後、まったく始動する気配なし。
で、積車で会社に戻ってきました。
ガソリンスタンドでプラグに火が飛んでいないことまでは確認していたので、デスビキャップを外してみたら。
ローターの電極が無くなっていました。
まあね。1ヶ月ほど前、初めてこのクルマのエンジンをかけた時に比べると、調子が悪いのはわかっていました。電気系だと当たりはつけていたので、自分の名義になったら、きっちり直していくつもりではいたのですが、まずはお披露目したかったんです。
まあ、ひとます原因は特定できました。分りやすい故障で良かったです。
というわけで、おそらくタワーミーティングで待っていたであろう皆さま。その時、私は、こんなことになっていたというわけです。