いよいよ、シートを交換します。
運転席側。RECAROのシートを外してみました。
車体側の配線が改造されています。イグニッション電源が引っ張ってきてあって、リレーでシートの電源をイグニッションに連動させています。そうか、RECAROのシートヒータやクーリンクファンなどが、イグニッションOFFで止まるようにしていわけか。だから、純正ではイグニッションに関係なくシートを動かせたのが、RECAROシートではエンジンをかけないと、動かなかったのか。
エアバッグの警告灯が点かないようにする抵抗はここに、タップで入れてあります。
シート・コントロール・モジュールは床に両面テープで固定されていました。これを残しておいてくれて、助かりました。
純正シートの切断されている配線が、本来ならどこに繋がるか、を推測しました。
おそらく、こう。シートヒータの配線は2線のものと3線のものがあります。ヒーターなので、電流は大きいはずなので、平端子の部分だと思います。
今は、ここのコネクタがないのと、それぞれの線がどこに挿さるのかわからないので、とりあえず平型端子を使って、線を出しておきます。適合コネクタを探しつつ、どれがどこに繋がるかは、実際に操作して、スイッチと電流の関係から推測する必要があります。季節柄、ヒーターは当分使わないので、推測は後回しにします。
運転席のシートの配線完了。
車体側の改造配線も取っ払って、元通りにします。これで、運転席側は準備OK。
助手席シートを外して、配線を見比べます。
簡単だろうと思っていた助手席配線ですが、意外と複雑で悩みました。足りない配線があったので、旧シートから移植しました。
助手席側も準備完了。
助手席側は、すべての配線に正しいコネクタを使っているので、これで完成です。
シート取り付け。
赤いシートもなかなか良いですね。
全部の作業で7時間もかかってしまいました。ほとんどの時間が配線調査と配線製作です。そして、シートはとても重くて、取り付け・取り外しにはかなり力が必要でした。
助手席側は完璧ですが、運転席側はヒーターのコネクタ、エアバッグのコネクタがなくて、無理やりつけています。接触不良の原因になるので、早急にコネクタの型番を見つけて入手しなければなりません。特にエアバッグは接触不良になるのは困るし。
外したRECAROのシートは、ヤフオクに出す予定ですが、このBlogを読んでいる人の中で、欲しいという人がいれば、引き取りを条件に10万円でお譲りします。ヘタリも見られず、傷もありません。状態はかなり良いと思います。クルマの走行距離は2.7万キロです。ご希望の方は右上に書いてあるメールアドレスに連絡ください。
助手席側の純正シートは、取りに来てくれるならタダで差し上げます。助手席にはあまり人が乗らないので、ほとんど新品同様です。