車検は、陸運局のではなくて、レースの車検。レースでは、クルマが車両規則に合致しているか、装備品が申告通りになっているか、等を事前に検査されます。
燃料タンクに関して、スプリントレースの場合は安全タンクになっているかどうかが問われますが、耐久レースの場合は、さらにタンク容量が書類記載通りであることが検査されます。
カドウェルの燃料タンクはここ。
リベットで固定されたアルミ板で囲われているので、燃料タンクの大きさが確認できません。車検の時に検査できるように、アルミ板を取り外し可能にする必要があります。
たくさんのリベットをドリルで揉んで、外しました。また、車検時の脱着を容易にするために、アルミパネルも分割。
露出した燃料タンクがこれ。
以前、CCDカメラで中をチェックしたとき、とても綺麗だったので新品に交換したのかと思ってましたが、どうやらクルマの製造当時のものみたいです。FUEL-SAFE製のカスタム品でした。
バネルの再取り付けは、リベットをナットリベットにしてボルト固定に変更します。しかし、ナットリベットの手持ちがなかったので、続きは明日。
それから、未だに解決できていない、クラッチのスレーブシリンダーの継手からの漏れ。
EARL’Sのカタログを眺めていたら、バルクヘッド用のアダプタというのを発見。注文しておきました。これなら、なぜか深すぎるAN3メスにも使えそう。
入れてみました。やはり、本来のメネジよりもだいぶ深いですね。
5分間、クラッチペダルを踏みっぱなしにしてみましたが、漏れは確認できず。明日、もう一度確認します。これで直るといいなぁ。