LT5再び

ここ1~2ヶ月、ネットのコルベット界隈での話題は、最近目撃されるようになったコルベットのテスト車両のこと。
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(Source: Autoblog)
これがZR1で、2018年モデルとして登場予定だと噂されています。

今回、GMのサービス部門の文書から2018年モデルのエンジン・コードにLT5が記載されていることが明らかになりました。
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一番下の行、#9に注目。
8気筒、6.2L、DOHCと記述されています。”Y”というのはコルベットのことです。

”LT”というエンジン型式は、シボレーの第1世代V8の1970-72年、第2世代V8の1992-97年にも使われていたコードです。
そして、ZR1はC3、C4、C6世代にラインナップされていますが、C4時代のZR1はDOHCヘッドを搭載していました。その時のエンジン型式がLT5。
今回、そのLT5をDOHCとして復活させるわけですから、当然、それを搭載するのはZR1ということになるでしょう。

というわけで、2018年モデルに登場すると噂されているZR1は、コルベットとしては23年ぶりにDOHCエンジン搭載車ということになりそうです。

ただ、私の持論としては、DOHCエンジンってマーケティング戦術としての存在意義であって、性能的に有利というわけではないと思っています。
その証拠に、LMGTクラスを走るC7RはOHVだけど常勝組です。