しばらくカドウェルの作業が進んでいなかったのは、やる気が失せていたから。
やる気が失せていた原因は、オイルパンがなかなか外れてくれなかったから。
どうも、シール剤の塗り方が悪かったらしく、エンジンをかけるとオイルパンのところからオイルが漏れてきます。対処方法は、オイルパンを外して古いシール剤を除去、再度シール剤を塗って組み付ければ良いわけですが。
シール剤を塗ったオイルパンは、外れるものはコンコンと叩くと簡単に外れるのですが、外れないものはなかなか外れない。残念ながら、今回は外れない方。
オイルパンを外すための専用工具も用意したのですが、フレームが邪魔をしてうまく工具を入れることができず。数週間前に散々チャレンジして、まったく進展できなかったので、やる気をなくしていました。
クルマの作業に限らず、「やる気」がないときに無理に頑張ると、上手くいかないどころか、余計に悪化することが多いというのは、これまでの人生で学んできました。だから、こういうのは「やる気」が復活するまで、作業しない方が良いのです。
そして、今日のミーティングで、
「最近、カドウェルの進捗がないね。」
という話題になったことがきっかけで、やる気復活。一時間ほど格闘して、ついに外れました。
いやー、嬉しい。
どうやってもうまく行かなくなったときは、無理をせず、一度逃げる。これ、逃げずに無理をすると、怪我をしたり、壊したりして後悔することになるのです。何でも、難しかったら一度逃げる。で、気力が充実したら再度チャレンジ。これですね。
オイルパンを外すと、古いガスケットを取り除かなければならず、普通だと面倒な作業に分類されるのですが、こういう壁を乗り越えた後だと、ガスケット清掃も楽しいです。まずは、姿勢が辛いエンジン側から。おおむね除去しましたが、まだ少し残っているので、続きは次週。
今回、やたらと外すのに苦労したのは、シール剤が強力すぎたのだと思います。
使ったのは、PermatexのULTRA BLCK。一応、GMの純正指定なのですが。もっと外しやすいシール剤を探してみます。