[Cadwell] ISC殺し~冷却系準備

ISCは何のためにあるかというと、アイドリング時にパワステのポンプやエアコンのコンプレッサーによる負荷変動があってもエンストしないようにするため。そういうものが一切付いていないレーシングカーには不要なものです。無くても良いのに、わさわざ制御させてトラブルの種を増やす必要はないので、ISCの機能を殺します。

ISCを殺すには空気量を調整している穴を塞げばOK。問題は何で塞ぐか、ですが、ここはISCのバルブで塞いでしまいましょう。
まずは、サンダーでISCのバルブ本体の部分を切断。
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右端の部分がスロットルボディのバイパス用の流路を塞いだり開いたりしてアイドリングを調整しています。この右端の部分を使って、穴が塞がるように、エポキシで塞いでしまいます。

接着養生中。硬化時間は24時間なので、ひとまずここは放置で。
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次、点火順序が1→3→2になるように、MOTEC側のコネクタでピンを入れ替え。インジェクターも、もちろん入れ替えました。
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次、アクセサリー・ドライブベルトの取り付け。
昔はファンベルトと言いましたが、今はファンを駆動していないので、アクセサリー・ドライブ・ベルトとか、サーペンタイン・ベルトと呼びます。今どき、オートテンショナーになっていないのは、軽自動車エンジンのコストダウンなのか。

次、冷却系を接続します。
これまで、冷却水を回していませんでした。だから、エンジンも連続で2分程度しか回していません。これから燃調を調整していくうえで、連続して回す必要があるので、冷却水が回るようにします。
このクルマ、計器盤にSTACKのST8130を使っているくせに、なぜか機械式の水温、油温、油圧計が別に付いています。このクルマが販売された1990年代の半ばには、すでに電子式が販売されていたはずですが、なぜ機械式なのかは不明。初期オーナーの趣味かな。
そして、これが機械式の水温計の水温センサー。
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実は、私は機械式の水温センサは初めてです。なんか、いかにも漏れそうなのですが、とりあえず当たり面を清掃して、きつく締めておきました。手前のはSTACK用の温度センサ。もちろん、こっちは電気式。

明日は、LLCを入れてみよう。