Corvette Grand Sport Lightning Lap

雑誌”Car and Driver”で行われている、Lightning Lap Competition。サーキットのラップタイムを比較するものですが、2017年式のCorvette Grand Sport (アメリカのモデルイヤーは、前年の夏に始まるので、2017年式は、今販売しているモデル)が、LL3クラスで1位になりました。

Lightning Lapのクラス分けは販売価格で決まります。
2016年の現在までの結果は、これ。

LL5 ($245,000以上)
1. 2016 Ferrari 488GTB – 2:45.1

LL4 ($125,000~$244,999)
1. 2016 Dodge Viper ACR – 2:44.2
2. 2016 Porsche 911 GT3 RS – 2:47.0
3. 2016 McLaren 570S – 2:47.4
4. 2017 Acura NSX – 2:50.2
5. 2016 BMW M4 GTS – 2:52.9
6. 2017 Audi R8 V-10 Plus – 2:56.1
7. 2016 Jaguar F-type Project 7 – 3:02.2

LL3 ($65,000~$124,999)
1. 2017 Chevrolet Corvette Grand Sport – 2:47.1
2. 2016 Porsche Cayman GT4 – 2:54.0
3. 2016 Dodge Charger SRT Hellcat – 3:03.5
4. 2016 Lexus GS F – 3:05.9

LL2 ($35,000~$64,999)
1. 2016 Ford Mustang Shelby GT350R – 2:51.8
2. 2017 Chevrolet Camaro SS 1LE – 2:54.8
3. 2016 BMW M2 – 3:01.9
4. 2016 Ford Focus RS – 3:03.9
5. 2016 Audi TTS – 3:07.7

全クラスの中で最速はDodge Viper ACR。2位がFerrari 488GTB。Corvette Grand Sportは4位になります。日本期待の新型NSXは、意外と奮わず5位。
一般のサラリーマンでもなんとか手が届く、ウルトラ・スーパー・ハイパワーのHellcatはBMWのM2より遅く、クルマの速さがパワーだけではないことを物語ります。

Corvetteファンとして気になるのは、Z06だっだらどの辺だろう、という事ですが。
2015年の計測で、2:44.6。488GTBより速く、Viper ACRに僅かに及ばないタイムでした。この手の計測はクルマの性能は当然ですが、ドライバーの腕も関係してきます。ちなみに、同じコースをCorvetteのテストドライバーJim MeroがZ06を運転して2:41.3だったそうです。