MOTECのサポートと何度かメールのやり取りをした結果、残念ながらK6Aエンジンに適合するRef/Sync Modeはなくて、エンジン側のタイミング・インデックスを改造する必要ありとなりました。
MOTECでは、すでにm800のソフトウェア変更の対応は終了していて、m1xxシリーズしか対応しないそうです。
MOTECのサポートのメールは、守秘義務が課せられているので、やり取りの内容は書きませんが、結局、こうする必要があります。
#2 Sync(Cam), #3 Ref(Crank)
カムセンサの余分なIndex 3つを削除。
クランクセンサの二つある歯抜けのギャップの一つを埋める。
こうすることで、mode #7: Two missing twice / cycle が適合するはず。
先日、書いたようにカムセンサの方は削り飛ばせばいいだけですが、クランクセンサの方はギャップを埋めなければなりません。
クランクセンサのインデックス・プレートは、これ。
なんと、クランク・プーリーと一体化しています。しかも、エアコンベルトのプーリー(手前側)と、オルターネータ&ウォーターポンプベルトのプーリー(奥側)の間にあるという変態仕様。どうしてこうなった?という感じですが、たぶん昔の補機類などと互換性を保とうとして、こうなっているのでしょう。
円盤だったら削り出してもらおうと思っていたのですが、プーリー丸ごと削りだすのは、ちょっと大変です。もちろん、技術的には不可能ではないですが、お金かかりすぎ。これも鋼で出来ているので、溶接で歯をくっつけてもらえないか、相談してみよう。
ところで、MOTECのサポートは、とても頼りになります。国際電話の料金節約のため、メールでやりとりしたのですが、メールを送ると2~3時間で回答してくれます。オーストラリアなので、日本との時差も少ないし。
サポート料金とか請求されていないんだけど、いいのかな。ありがとう、Mark。