私の最初のコルベットはアメリカ在住時に購入した1996年式のC4でした。
これ。
このコルベットを買うまでは、コルベットに特別に傾倒していたわけではなく、2シーターのスポーツカーの1台として検討していました。その時、同じ土俵に上がっていたのはバイパーGTS。
結局、コルベットにしたのは、コルベットの長い歴史と良い個体に出会ったタイミング。まあ8割りは運みたいなものです。
所有してみたら、想像以上に良くて、さらに、アメリカという環境がコルベットに本当に良く合っていて、クルマだけでなくコルベットを取り巻く環境を含めて気に入ってしまいました。もし、1台目のコルベットが日本で乗っていたとしたら、ここまで気に入ることはなかったかもしれません。
その後、2003年式のC5Z06を購入して、日本に引っ越す時に、そのまま引っ越し荷物として持って来て、現在に至るわけですが。
もし、あの時バイパーを買っていたら、コルベットと同じようにパイパーに傾倒したのだろうか?
先日のダムサンデーでバイパーGTSを見た時に、そんな事を考えました。
そうしたら、Youtubeでこんな動画を見つけてしまいました。
バイパーGTSとコルベットC5Z06を同時所有しているオーナーによる所有体験(Owner Experience)の比較です。
大体まとめると、
・速さはどちらも同じくらい
・品質はコルベットの方が良い
・燃費はコルベットの方が良い
・乗りやすいのはコルベット
・目立つのはバイパー
・どちらか1台にしろと言われたらコルベット
だそうです。この文章だとバイパーがダメなように見えてしまいますが、趣味車にとって燃費や乗りやすさはあまり重要ではありません。むしろ悪い方が気に入る場合も多いです。品質は良いにこしたことはありませんが、悪くても趣味車としては自虐的楽しみが好きな人もたくさんいます。いわゆる故障自慢みたいなものです。
というわけで、趣味車視点ではバイパーが劣っているというわけではなく、むしろ「目立つ」という一点で逆転さよならホームランとなっているとも考えられます。
うーん、バイパーGTSかぁ。特に旧型はカッコいいなぁ。ちょっと欲しいかも。