オシロスコープ購入

結局、MOTECの点火信号やインジェクション信号を見るために、オシロスコープを購入しました。

最初は有名メーカの中古品を買うつもりでネットを調べていたのですが、そこそこ使えそうな程度のもので、アナログ2chのストレージモデルだと2万円くらいから。デジタルになると4万円くらい。しかも、プローブは別。そして、こういう価格帯のものは昔のものなので大きくて重い。

というわけで、有名メーカの中古はあきらめて、格安オシロとして話題のOWONの新品にしました。
今時のテジタルガジェットのようなパッケージデザイン。まあ、デジタル機器ではあるのですが、オシロスコープのパッケージとは思えないオシャレ感。
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本体とプローブ。
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予想外に品質感が高いです。もちろん、筐体はプラスチックなのですが、仕事で見かけるゴツい金属製よりも、馴染みやすい雰囲気です。
これはSDS5032Eというモデルで、廉価オシロのOWONの中でも一番安いやつ。3万円でした。帯域は30MHzですが、クルマに使うのが目的なので、これで十分。
PCとUSBで接続出来たり、LANにつながったりと、有名メーカの最新型高級機と機能的には一緒です。プローブも意外としっかりしたものが付いています。キャリブレーションも可能。もっと、オモチャ的なものを予想していましたが、ちゃんとしています。
10年以上昔の傷だらけの中古と、素性のわからない、これまた中古のプローブを買うよりは、こっちの方が断然良いです。精度が必要な場合には、どうだかわかりませんが、そういう用途ならば有名メーカ品であっても校正が必要ですから。
あとは耐久性ですかね。仕事で使う人には、スイッチの耐久性や性能の寿命が低いかもしれません。しかし、この価格帯で買える中古は、もうかなり使い込まれた奴になってしまいますので、OWONの新品の方が安心とも考えられます。それに趣味で使う分には問題ないでしょう。

これから使うのですが、箱から出した第一印象は、予想外に良い感じです。