オルターネータの界磁コイルとスタータースイッチの配線を終えました。
そして配線チェックの前に配線の未接続端をテープで絶縁します。これらの配線は、ライトとかウィンカーなどで、カウルがないと接続できません。未接続端は絶縁しておかないと、この先の配線チェックのときに、ちょっとGNDと短絡して面倒なことになります。
そしていよいよ配線チェック。
最初はMOTECは外しておきます。これを壊したら大損害ですから、慎重に。
バッテリー線の端子間抵抗値: キルスッチOFF (なにか変な表現ですが、ようするに切断した状態)で端子間抵抗∞。OK。
キルスイッチONで端子間抵抗値∞。OK。
ECUスイッチ ONで端子間抵抗値∞。??? ここでは、リレーコイルの抵抗値が出てもいいはずなんですが・・・
イグニッションONで端子間抵抗値60Ω。12Vで0.2A流れる計算になりますが、こんなものかなぁ。もうちょっと抵抗が小さくてもいいような気が・・・
意図しない短絡はないみたいですが、ECUスイッチONで抵抗値に変化が見られないのは、配線が間違っていることを意味するので、調査しました。
原因は二つ。
一つは、リレーの配線の端子がちゃんと挿入されていませんでした。
もう一つは、キルスイッチの配線が間違っていました。
6端子のキルスイッチは初めて使うので、事前にテスターで接続がどうなっているのかを調べていたつもりなのですが、その段階で何か勘違いをしたようです。ネットで6端子キルスイッチの正しい使い方を調べてみたら、PEGASUS Racingのサイトに載っていました。
正しくは、これ。
Z端子はキルスイッチOFFで切断、ONで接続ですが、W端子はキルスイッチOFFで接続、ONで切断になっています。回転しているエンジンをキルスイッチで止める時、少し惰性でオルターネータが回ったときの電気をGNDで落としてやらないと、オルターネータのコイルが痛むそうです。W端子はそのためのもの。抵抗は3Ω11Aのものを使うよう指示されています。この電流だとセメント抵抗か?
というわけで、今日はMOTECのONにまで至らず。