ヨーロッパを旅行してきました。しばらくBlogの更新がなかったのは、そのためです。
古い街並みや建築物、宮殿を見るのが好きなので、ドイツ～オーストリア～チェコを訪問しました。幸いにして、天候にも恵まれました。今回の旅行では、クルマ関係は一切なしです。私のBlogの読者の方は、あまり興味ないと思いますが、有名どころの写真だけ紹介しておきます。
フュッセンの街並み(ドイツ)
特に観光地というわけではない小さな街ですが、日本では見かけなくなった個人商店で成り立っています。お店のショウ・ウィンドウのディスプレイがいちいちお洒落。
ノイシュバンシュタイン城(ドイツ)
シンデレラ城のモデルとして有名ですが、古城ではなく奇城というべき。まあ、お城を立てるというのは、男のロマンではあります。ちなみに、内部は撮影禁止でした。
ヴィース巡礼教会(ドイツ)
世界遺産です。
ミラベル庭園(ドイツ)
映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となったところ。この庭園があるザルツブルグ市の旧市街と歴史的建造物は世界遺産になっていてます。丘の上にあるのがホーエンザルツブルク城。
シェーンブルン宮殿(ウィーン)
かのハクスブルグ家の離宮です。世界史の教科書で習った名前や出来事が、バンバン出てきます。高校生の時は、ただの暗記対象でしかありませんでしたが、こうしてその場所に来てみると、それぞれの名前がとても興味深いものとなります。もちろん、世界遺産。
ヴェルヴェデーレ宮殿(ウィーン)
オーストリア軍の将校の夏の離宮として建てられたものが、死後にハブスブルグ家の所有になった宮殿。今は美術館。
ウィーン市街地
東京の銀座みたいなところだけれど、建物が古いので、それが逆に洗練されているように感じます。
チェスキー・クロムロフ(チェコ)
第二次世界大戦で、ドイツ軍の司令部が置かれたものの、連合軍が迫ってきたときに、抵抗せずにさっさと撤退したため、戦闘にならず、昔の街並みがそのまま残ったという。ドイツ軍司令官グッジョプ!! そのため、中世が現代にタイムスリップしてきたような街。街全体が世界遺産。
セドレツ納骨堂(チェコ)
内装をすべて人骨で装飾した教会。写真の燭台(だと思う)もすべて人骨。一万人分の人骨を使っているそうです。悪魔的宗教ではなく、真面目なキリスト教の教会。日本人的感覚からすると悪趣味としか言いようがないのですが、何か宗教的意味があったのでしょう。文化的背景の違いを感じました。
聖バルボラ教会(チェコ)
ゴシック様式の大聖堂。世界遺産。
私のC5Z06に搭載されているLS6エンジンは、キャセドラル・ポートという特徴的なポート形状をしているのですが、まさにこの大聖堂(Cathedral)の窓のカタチ(ちょっとだけクルマの事に関連付けてみました)。
プラハ城(チェコ)
世界で最も古く、最も大きいお城。完成までに600年を要したという。現在はチェコの大統領府。
もちろん、世界遺産。
城門脇に近衛兵が立っていますが、微動だにしません。表情も一切変えません。現地ガイドの人が、一緒に写真を撮っても大丈夫と言ったので、並んで一緒に写真を撮りました。
聖ヴィート大聖堂
聖堂としては、珍しくお城の中にあります。萌え絵の元祖と言われるミュシャ(チェコ語発音ではムハ)によるステンドグラスがあります。プラハでは、ミュシャの美術館にも行きたかったのですが、時間がなくて行けず。
プルゼニュ(チェコ)
街中を走っている路面電車。日本ではほとんど見なくなりましたが、チェコではどこの街でも走っていました。車両に大きく書かれているSKODAはヨーロッパ最大の複合企業体で、日本で言えば三菱グループみたいな感じ? 三菱と同じく、第二次大戦後にいろいろあって、分解されましたが、街中ではSKODA製の自動車をよく見かけました。日本では、SKODAはかなりの自動車マニアでない限り、社名すら聞いたことがないと思いますが、今回行った三カ国ではトヨタよりも多く走っています。
特になんてことない街なのですが、そんな街でもこんな大聖堂があるのが、ヨーロッパの凄いところ。
旅行中、まったく何もトラブルがなく、無事に戻ってきたのですが、最後にトラブルが待っていました。自宅の食洗機が漏水していて、キッチンの床が水浸し。幸いにして大事にはなっていませんが、海外旅行から帰ってきた夜にキッチンカウンターを分解して、漏水箇所の特定と床拭きをするのは、かなり辛かったです。
うちの食洗機はAEG製(ドイツ製)なので、家人がドイツに行ったことでホームシックになったのか？