Cadwellをガレージに入れて、一晩経ったらガレージがかび臭くなっていました。そこでまずは清掃から。
ガレージから出して、コンプレッサー・エアと掃除機で車内のゴミやホコリを除去。
ゴミは大量に出ました。それよりも、新車時のフレーム塗装の脱脂が完全ではなかったようで、コンプレッサー・エアで吹くとフレームの塗装がペリペリと剥がれてきます。ガレージに入れている間は錆が進行することはないですが、そのうちに剥がれたところだけPOR-15でも塗っておくことにします。
それから、メカ作業で絶対に必要なところ。
ブレーキとクラッチのマスター・シリンダーのO/H。
フルードは入っているのに、ペダルの踏みごたえがまったくありません。マスター側がダメなので、キャリパーやスレーブシリンダも、要O/Hだと思います。
エキゾースト・パイプがここまでしかありません。この先を製作する必要があります。
まあ、これらはそのうちに手を付けることにして、まずはエンジン始動を目指します。
そうそう。燃料系にフィルターが入っていませんでした。これはエンジン始動前に追加しておく必要があります。
それにしても、この燃料ポンプの位置が頭のすぐ後ろなのですが、うるさそう。ヘルメット被っていれば、そんなに気にならないのかも?
このエンジンはK6Aという型式が判明しました。スズキの軽自動車によく使われるもののようです。
ジムニーに搭載されていた個体らしいです。
邪魔なのでインタークーラーとサーペンタイン・ベルトカバーを取り外しました。
そして、一緒に引き取ってきたECUやワイヤー・ハーネスを繋げてみました。
あわよくば、ノーマルのECUしハーネスを使って、OBD2経由でセンサの信号が読めるかどうか調べたかったのですが。エンジンとECUはつながりましたが、それ以外のエンジン電装のカプラは行き先が不明です。たぶん、エンジンルーム内配線のハーネスが足りていない。
そもそも、輸出がない軽自動車にはOBDが付いてないようで、OBD用のカプラも見当たりません。
エンジン制御はMOTECで行う計画なので、ノーマルECUでの始動はあっさりと諦めて、エンジンに付いているセンサ類を確認することにしました。
まずスロットル周り。
赤: たぶんMAP(Mass Air Pressure)センサ
緑: スロットル・ポジションセンサ
黄: たぶん、アイドル・スピード・コントロール・バルブ
水色: ウェストゲート・バルブ・アクチュエータ
緑: ウェストゲート・バルブ用の何らかのレギュレータ
赤: ウォータポンプ
黄: 謎。冷却水が入り込んでいるが・・・
青: 油圧スイッチ
青: 吸気温度センサ(たぶん)
緑: ウェスト・ゲート・バルブコントロール用レギュレータ
赤: 水温センサ
水色: サーモスタット(出口側)
とりあえず、これくらいがMOTECに繋げられるかな。
次はセンサの仕様を調べます。