3月のタワーミーティング

曇天ですが、雨にはならず。

ポルシェターボのフラットノーズ。
フラットノーズは、後に改造されて製作されたものがほとんどですが、これはポルシェ純正。日本には数台しかないそうです。たぶん、私も「本物」を見たのは初めてだと思います。
純正はフェンダーがスチール製。改造車はFRP製というのが、見分けるポイントだとか。
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現オーナー氏も、購入当時は本物だと思っていなかったそうですが、乗ってみたらとんでもなく速い。これは只者ではないということで、調べたら本物であったという幸運。現オーナー氏は超絶パワーのスーパーカーとかレーシングカーを複数所有されているので、そういう人が「速い」と言うのですから、間違いなく速いのでしょう。
エンジンはRUFのターボエンジンが載っていますが、RUFではなくポルシェ・ブランドで売られていたみたいです。
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私の世代だと、少年時代にマルティーニ・カラーのポルシェ935は憧れでした。フラットノーズは、やはり935へのオマージュとして生産されたらしいです。
やっぱり、趣味のスポーツカーは、こういう語れるヒストリーのあるメーカじゃないとね。

そして私のコルベットZ06。
日本だと、あまり一緒に語られることはないのですが、ポルシェの最大マーケットのアメリカでは、ポルシェの最大のライバルは昔も今もコルベット。
もちろん、語ることのできるヒストリーも尽きません。
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先日、最近C5の記事が少なくて寂しいです、というメールをいただきました。
確かにそれは事実なのですが、壊れないし不満もないので、記事のネタにならないのです。走りもいいしね。
一時はC7を買おうかと思っていたのですが、最近はC5のカタチの方が良く見えてきて、C7の購入意欲も薄れました。C7の内装は魅力ですけど、外観は、このC5のウネった張りの面が妙に艶やかに見えてきて。
コルベットでウネった曲線というと、C3を思い浮かべる人も多いと思うのですが、あれはエッジが立っていますが、C5にはエッジがない。それが、時代を超越したデザインになりそうな予感がしています。
それから、これは純正ではないですが、リアのクォーターパネルのフレア化と、面一にこだわったホイールの絶妙さは、大成功でした。ミリ単位で計測してオーダーしたのものです。とても気に入っています。

あと、歴代コルベットの中で、最も低いフロントフードの位置。フロントにエンジンが入っていないミッドシップのクルマよりも低いです。本当にここに5.7LのV8エンジンが入っているの?と思いますが、ちゃんと入っているんです。
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というわけで、購入してから13年。飽きるどころか、最近ますます気に入ってきた私のZ06。私の所有歴で最長だったのは1994年から2007年まで13年間所有したスーパー7なので、もうじき、このコルベットが最長所有車になります。

ところで、コルベットの向こうにチラっと写っているのは、365GT4BB。オーナー氏は私と同い年でした。スーパーカーブームの洗礼をドップリと受けた世代です。あれから40年近く経っているわけですが、あのブームは40年経っても人生に影響力を及ぼしているわけですよ。凄いですね。