私の一番親しい友人がガンで亡くなりました。
私より二つ年下なのに・・・
お通夜と告別式に参列して、骨揚げまでさせていただきました。
病気の事を初めて聞かされたのは2年ほど前で、でもまあ手術で摘出したと言っていたし、すぐに死ぬようなことはなかろうと思っていたのですが・・・
私は、その昔スーパーセヴンに乗っていました。それがきっかけで知り合いました。20年以上前のことです。彼が乗っていたスーパーセヴンは、もともとは普通のセヴンでしたが、エンジン不調をきっかけに、現代車のインジェクション・エンジンに換装。さらに、その次はフレームも完全にゼロから作ったものに交換するなど、当時はまだ歴史や伝統を重んじる人が多かったスーパーセヴンにおいて、そういう事にとらわれず積極的に現代技術を取り入れたの改造の先駆者でした。
私のスーパーセヴンも、レースで事故ったことをきっかけに、フレームを改造してニッサンのSR20を積んだりしたのですが、それはもちろん、彼の影響が大きかったです。
彼が結婚して子供が出来てからは、あまり自由な時間がとれなくなって、ほとんど伝説と化していたセヴンを売りましたが、セヴンが忘れられないということで、2006年から2007年にかけて、当時、置き場がなかった私のSR20を搭載したスーパーセヴンに乗ってもらってました。
この写真は、私が家を建ててセヴンの置き場が出来たので、家まで持ってきてくれたときのものです。
子育てが終わったら、また、こういう趣味性の高いクルマに乗りたいと言っていて、老後は、昔みたいに二人でクルマをいじったりしながら、一生付き合える友人だと思っていたので、とても残念です。