オイルクーラーを付けたものの、エンジンルームにあまり色気が増えません。
そこで、ちょっと手を入れてみることにしました。
まず電動ファンを外して、フィンガーガードを間引きしました。あまり間引きしすぎると、モータ保持の剛性が弱くなってしまうので、この辺で止めておきます。
色を塗ろうと思って、メーカにプラスチックの材質を問い合わせたところ、色を塗るのは推奨しないということで、教えてもらえませんでした。というより、サポート担当者はプラスチックの材質を知らないみたいです。私の勘ではABSではないかと思うのですが、確証はありません。プラスチックの種類を見た目や手触りで特定することは、非常に難しく、プラスチックの専門家でも正しく特定できないそうです。燃やすと、燃え方の状態で、だいぶ絞り込めるようになるそうですが。
一応、ABSだと仮定して、塗料は2液性のウレタンスプレーで塗ってみました。ウレタンスプレーは、高いのですがABSにも綺麗に塗れるそうなので。
色はマリン・ブルー。この塗料は強固な皮膜を作りますが、色の選択肢が少ないことが欠点です。もっと濃い青かメタリックが欲しかったのですが。
最後までシルバーと悩みましたが、あまりに目立ちすぎるのも興ざめかと思い、ボディと同系統の青系にしてみた次第です。
エンジン・ルームは、こんな感じになりました。ちょっとプラスチック感が強すぎるかな。
外からだと、こんな感じになります。フィンガー・ガードを間引きしたのは正解でした。ファンの羽根が、よりはっきり見えるようになりました。
前回は、オイル漏れを確認しただけだったので、今日は試走までしました。気温は30℃。
ファンノイズは静かだったので、いつファンが回り始めたのかわかりませんでした。
サーモスタットのスイッチはONが82℃、OFFが74℃と、やや低め。今日の気温でもファンが止まる事はありませんでした。ちょっと冷やしすぎの気もします。サーモスタットとは、もう少し高い温度設定のものの方がいいかもしれません。
ファンが回っているとき、リアフードの上から手をかざしてみると、かなりの風量で、熱気がどんどん出てくるので、場所はここで正解でした。
しかし、一つ問題を発見。
ファンが回っているときにイグニッション・スイッチを切っても、エンジンがすぐに止まりません。2~3秒くらい、回ります。
原因はモータの逆起電力。スイッチを切ってもモーターは惰性で回り続けているので、逆起電力が発生し、それが電源ラインに入り込んで、コイルの電気が切れなくなっているようです。
ダイオードを入れれば解決できますが、手持ちのダイオードは定格電流が1Aのものなので、役不足です。電流の大きなダイオードを入手する必要があります。でも、とりあえず現状でも走行に支障はないので、そのうちに改良します。