Porsche 935

K4-GPには、毎年、趣向を凝らした車両がたくさん出てきます。
今年、もっとも私の琴線に触れたのが、これ。
Porsche 935
150813-11
1960年代に生まれた私の世代では、もっとも馴染みのあるレーシング・ポルシェと言えるのではないでしょうか。なぜなら、1970年代に、タミヤがラジコン・キットとして発売し、それをきっかけにラジコン・ブームが起きたからです。それてまでのラジコンカーは、小型のエンジンを動力源とし、一体成型のポリカーボネート・ホディを被せたもので、ボディのシェイプは二の次だったのですが、タミヤの発売したラジコン・キットはプラモデルのスケールモデルを、ほとんどそのままラジコン化したものでした。そして動力はNi-Cd充電池に電動モータという扱いやすいもの。
たしかタミヤは最初にポルシェ934を限定販売して、それが大人気となるとポルシェ935を大量に販売したと記憶しています。私が買ったのも935の方でした。

写真の935は、カプチーノがベースとなっているようです。カプチーノにフロントのカウルとリアのカウルを被せているように見えます。
往年のレーシングカーを模したRクラスの車両のベースがカドウェルやザウルスJrといったレーシングカーベースなのに対して、これは一般的に流通しているロードカーベース。軽自動車登録はできなくなりますが、1L以下の小型車でかつ、3ナンバーの寸法枠で登録すれば、公道を走れるかもしれません。
カウルをキットとして販売する予定はないのかな。