毎年、この時期は避暑地に行くことを恒例にしています。今年も、例年通り避暑に行ってました。
高地の気温は快適で、夜にホテルのTVで見るニュースが、「どこどこが38℃」などと報道しているのが、別世界の事のようです。
泊まったホテルには、こういう部屋があって、我が家にもこういう部屋が作れないだろうかと考えたのですが、場所はあっても、そもそも気温が高すぎて無理だということになりました。
例年だと、避暑旅行はドライブも楽しみたいのでZ4で行くのですが、今年は納車されたばかりのレヴォーグで行ってみました。
写真の建物は、妻のリクエストで立ち寄ったイギリス庭園のあるホテル。人気がないのか、閑散としていました。目的の庭園も出来たばかりで、いまいちな印象。植木が落ち着くまで、もう何年か必要だと思います。
往復の高速道路では、Eyesightをフル活用してみました。片道180kmほどの高速道路で、アクセルとブレーキペダルを操作したのは休憩などでサービスエリアに入るときだけ。あとは全てクルーズ・コントロール任せで走りました。途中、何度か事故渋滞があったり、工事による片側車線規制などもありましたが、アクセルもブレーキも、まったく操作する必要はありませんでした。
ハンドル操作もほとんどクルマ任せで、渋滞で車速が落ちたときや、インターチェンジなどの曲がりのきついところで解除されてしまう時を除き、クルマは忠実に道路に沿って走りました。残念なのは、ハンドルに手を添えていても、完全にクルマ任せにしていると「ハンドルを操作してください」と、時々怒られてしまうこと。自動運転ではないことを知らせるためだと思いますが、これを避けるために、時々、クルマに少しだけ抵抗してハンドルに力を加える必要があるのがうっとおしかったです。
実際は、高速道路の本線上では、ほぼ自動運転が可能になっていると言って良いと思います。メーカは色々なところから攻撃されるのを避けるためか、決して自動運転とは言いませんが。
それから、避暑地の山坂道は路面が荒れていることも多くて、Z4やコルベットだと身体にもクルマにも厳しいことも多いのですが、レヴォーグだと全然辛くありません。免許をとってからこれまで、スポーツカー一筋で来ていますが、旅行に行くならこういうクルマの方が断然楽だなぁ、と強く思うようになってきたのは、やはり歳をとってきたからなのか。そういえば、若いころはサスペンションの固いクルマに乗るのは何ともなかったもんなぁ。