レヴォーグが納車されて半月が経過しました。走行距離は約500km。嬉しさのあまり、乗りまくるということもなく、足車として普通の走行距離を重ねています。
クルマの基本機能としての不満点は一つだけ。アクセル・ペダルとエンジン出力がリニアな関係にないということです。特に右左折時、アクセルをそんなに踏み込まずにゆっくり出ても、あるところから急にグワっとトルクが出てきて、オットットとなります。多分ですが、排気量が小さくて低回転のトルクが薄いことをターボとスロットルの制御でごまかしているのではないかと、想像しています。それと、CVTによる無段変速の組み合わせで、妙な感じになるのではないかと。
ただそれたけなら、しばらく運転していれば慣れると思うのですが、いつまでも違和感が消えないのは、場合によってこの現象が出たり出なかったりすること。どういう状況下で、この現象が出るのか未だに掴めていません。
先日の第3日曜ミーティングでこの話をしたら、スバル車には「アクセルペコペコ」と呼ばれる特殊セッティングの方法があるということだったので、ネットで検索してその方法を試してみましたが、特に変化はありませんでした。これも効果があったりなかったりするようで、スバル車のスロットル制御の設定は謎です。
コルベットもZ4も、それから前に乗っていたレグナムも電子制御スロットルですが、それらはみんな素直でした。スバルは、こういう演出が好きなようですね。そういえば、昔、ECUチューニングと称して、スロットルのリターンスプリングを弱めただけという悪徳チューニングショップがありましたが、スバルのセッティングは、それに近いインチキ感があります。
それはともかく。
ネットでレヴォーグの情報を色々と眺めていると、なんというか、ごく普通のクルマ好きがするDIYを試してみたくなりました。エンジンをばらしたり組み立てたりという、ハードなやつじゃなくて、ちょっとしたアクセサリーを追加したりする、簡単なヤツ。いやぁ、エンジンやったりブレーキやったりするのは、少し疲れたんです。
それで、買ってみたのがこれ。
LEDフットライトの車種別専用キット。せっかく人気の国産車を買ったので、こういう専用キット物を買ってみたかったのです。必要な道具も部品も一式同梱されていて、配線用の専用カプラまで付いています。わさわざ自分で、テスターを当てて必要な配線を探り出したりする手間も要りません。いいねぇ、こういうの。クルマのことなんか何も知らなくても、どういう仕組みで動作するのかを知らなくても、カプラを挿して同じ色同士の配線をつなげれば、出来上がりみたいな手軽さ。
というわけで、気軽な感じで作業開始。
最近の国産車は、色々なアクセサリーを取り付けるために、電源系のAUX的なコネクタがあらかじめ車両に装備されているのです。親切ですね。そのコネクタに、カプラを差し込めば、常時電源とか、アクセサリ電源とか、IGN電源とか、イルミネーション電源とか、ドアライトとか、速度パルス信号とか、その他色々な電源や信号が簡単に取り出せるようになっています。まさに、私が550SPyderの配線を作ったときに仕込んだAUX電源端子と同じものです。
そして、このキットはそのコネクタに付属カプラを差し込むだけで配線作業は完了という事になるのですが、ついつい癖で、レーダー探知機用に配線の分岐コネクタとか作って改造してしまいました。まったく、説明書どおりに取り付ければ楽なのに、余計な仕事をしてしまいました。
でもって、改造したコネクタを車両に挿して、LEDコントローラを繋いで、LEDを両面テープで貼り付けて・・・
これで出来上がり。
こういう緩い感じの作業はいいですねぇ。純粋に楽しいです。
レヴォーグをいじるのは、これぐらいです。足車なのでパフォーマンス系は一切いじるつもりはないし、装備面でも何も不足・不満はないので。