550Spyder。ミーティングの帰り道。時刻は正午。気温30℃。
油温計には目盛りが付いてないので、いったい何度なのかはわかりませんが、針はちょうど真ん中くらい。この状態で油圧がアイドリング時に1barを切ります。アイドリングだし、油圧警告灯も付いていない。走り出せば2000rpmで2barは出ているので、まあ大丈夫ではあると思いますが、精神衛生的に良くない。もっと油温が上がると、さらに油圧は下がるだろうし。
対策として、以前から考えていた強制空冷式のオイルクーラーを追加することにして、アメリカのショップに発注しました。
こういうやつ。
図面がなくて寸法とかよくわからないので、具体的な設置方法は届いてから考えます。
もうひとつの対策としては、高温粘度指数が50とか60のグレードのオイルを使う方法もあります。こういうオイルは国内正規流通品は異様に高価なのですが、プラスチックの1qtボトルに入ったアメリカからの直輸入品であれば、1qtあたり500円程度で買えるので、ネットでそれを買うのも手です。ちょっとネットで調べてみたら、Chevronが入手しやすそうですが、あちこちの掲示板で良い/悪いの激論が交わされていますね。
アメリカに住んで自動車趣味をしたことがある人ならわかると思いますが、Chevronは粗悪オイルでも安物オイルでもなく、アメリカではごく普通に使う有名ブランドです。だいたい、日本国内で流通しているオイル価格が世界からみとる非常識に高いだけであって、本来の自動車用オイル価格は1リットルあたり200~300円です。日本は高いものから売れる風潮があるので、国内のオイル販社が戦略的価格設定をしているのだと思います。
次回のオイル交換では、Chevronの20W-50を入れてみます。