油圧不安定 原因調査 3

金曜日の夜中に閃いて原因が判明し、土曜日にFLAT-4に問い合わせて、加工も含めて発注し、日曜日の朝には届きました。加工込みで翌日到着なんて、Amazon Primeを凌駕する早さ。
左が新しいポンプで右が古いポンプ。
ほんの僅かに左の方が高いですが、この僅かな違いが重要なのです。
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フルフロー加工を施してもらいました。ただパーツを販売するだけでなく、加工も引き受けてもらえて、しかもすぐに加工してくれるので大助かりです。
フルフロー加工は難しくはないですが、タップやプラグを用意しなければならないのが面倒ですから。
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エンジンに組み付けて気密性を確認しました。
シールがないので、完全というわけではありませんが、エアを吸ってしまい油圧が上がらないということにはならないと思います。
シール剤を塗って組みつけたいところですが、整備書には「絶対に」シール剤を塗ってはいけない、と書かれていたので、やめておきます。たぶん、抜けなくなってしまうのでしょう。
原因はわかったので、もし、これでも油圧が保持できないのであれば、Oリング付きのものを購入してみます。
インレット・ホールのずれも、古いオイルポンプよりはマシのようです。この部分は加工して合わせる事も考えたのですが、まずはこれで進めてみます。高回転で油圧低下があるようなら、加その時に加工して合わせることにします。
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ピックアップチューブの亀裂だと思ったので、エンジンを降ろした後、クランクケースを開けるつもりになっていて、勢いでフライホイールを外して、メインシールも外してしまったので、またシールの新品を購入して圧入しました。しかし、クランクケースを開ける前に気が付いてよかった。
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フライホイールをつけて、グランドナットの締め付けトルクは540Nmとしました。もちろん、ロックタイトを塗布しています。もっと締めたいところですが、このくらいの大トルクになると、どこでネジを舐めてしまうかわからないので、このくらいのトルクまでとしました。

今日は風が強いので、エンジン搭載は来週とします。エンジンを搭載する作業はクルマをガレージの外に出さねばならず、風が強いと作業できないのです。