エンジンとの接続部を除いて配線が完了したので、今日は接続の最終チェックとして、バッテリーをつないでみます。
と、その前に。
いきなりバッタリーを接続するのは危険なので、まずはテスターで+/-間の抵抗値をチェック。
スイッチオフで無限大。イグニッションONで72.4Ω。ということは、12Vをつないだ時に166mA流れる計算。問題なし。
ちなみに、ヘッドライトスイッチをハイビームまでONにすると0.5Ωになります。24A流れる計算で、消費電力は288W。H4のハロゲンが全点灯した場合(55W+65W)×2=240Wに加えてテールランプとか計器盤のランプとか入れると、大体数値は合います。
抵抗値は問題なかったので、次のテストはバッテリーチャージャーを使います。バッテリーチャージャーは、最大でも4A程度しか出力しないしブレーカーも内蔵しているので、万が一のことがあっても大事には至らないはず。
バッテリーチャージャーを接続して、念のため電流測定モードにしたテスターを直列に入れて電流値を監視しておきます。
ターンシグナルを作動させてみます。問題なしです。パーキングライトは、リアはOK。フロントは点灯しません。ヘッドライトは、さすがにバッテリーチャージャーのブレーカーが落ちました。
まだ計器類は作動しませんが、油圧センサや温度センサのケーブルをグランドに落としてみて、針の動作を確認しました。警告灯、バックランプも動作を確認。
タコメータが3000rpmを指しますが、これはバッテリーチャージャーの整流が完璧ではないため、ACの50Hzを拾っているのだと思います。
ここまでテストして、問題なさそうなので、ついにバッテリーをつないでみます。ここまで何度もチェックしましたが、さすがに緊張します。たとえば、エンジンとかだったら、かからなくても調べて直せば良いだけですが、電気系は最悪、火災になるので大損害に繋がります。
バッテリーを接続して、イグニッションON。問題なし。
そしてヘッドライト点灯。問題なし。ウィンカー動作正常。
タコメータも今度はちゃんとゼロを指しているし、メータの照明も正しく点灯。
フロントのパーキングライトはソケットの接触不良でした。
問題点は2箇所。
1. ワイパーモータが動作しない。
2. 燃料計が反応していない。
まあ、どちらもちゃんと調べれば、何とかなるでしょう。
とりあえず、電気配線はOKだと思います。次はエンジンを搭載してから、再度チェックして不具合箇所の原因究明をします。