一時は永遠にかかるのかと思われた電気ハーネスの総交換も、そろそろゴールが近いです
今日は、電源系をバッテリーまで繋げる作業を行いました。
エンジンルーム。
赤い太いのが+B。バッテリーと直接繋がっている線です。ほとんどの550Spyderは、バッテリーはエンジンルームに設置されているようですが、私のはフロントに設置されているので、面倒。
たいして電気を喰うクルマではないですが、バッテリーからの距離が長いので、2番ゲージにしました。このくらいの太さになると、ケーブル代もバカにならない金額です。
ちなみに、タイヤの上にある細い赤線はテスターです。クルマの配線ではありません。
この+B線は助手席側を貫通しています。このクルマ、サイドシルの中は発泡ウレタンが充填されているので、ここしか前後を行き来できるルートがないのです。
バッテリーのところまで来て、バッテリーターミナルに接続。
マイナス側は、ケーブル代節約のため、バッテリーのすぐそばでシャシーに落とします。その他のGND線も全部ここに接続。
ヒュージブルリンクを使わずに、ブレーカーを設置しました。150Aです。実はこれ、船舶用です。
2番ゲージくらいの太さになると普通のニッパーで切断することができないので、金ノコで切断します。ターミナルも専用の圧着工具など持っていないので、バイスでグイグイとつぶして接続。結構大変でした。
残りはエンジンと車体の接続なので、エンジンを載せないと長さが正確に出せません。
ということで、次はいよいよエンジン搭載です。その前に、配線の接続チェックをする必要がありますが、チェック作業の前には一回寝て脳をリセットすることを心がけているので、今日はここまで。
一応テスターでの簡易チェックはしましたが、テスターでは問題なさそうでした。ただ、テスター試験は微弱電流によるものなので、やはり最終的にはバッテリーを接続してテストすることになります。