トルクマイスターが届くまで、クランクケース交換作業は中断になったので、もともと並行作業として計画していたシフターの交換作業に手を付けることにしました。
シフターについては、昨年の11月に購入済みです。この記事を参照してください。
まず、今付いていたJAMAR製のシフターを取り外しました。これって、VW空冷エンジンを積んだデューン・バギー用の製品みたいです。もちろん、550 Spyder用ではないので、前オーナーはかなり苦労して取り付けた様子。ロッドでギアを操作するのですが、関節が多くて角度も不適切なのでガタが多いし、ロッドタイプは加減速などのときにエンジンマウントが変形してミッションとシフターの設置位置との間隔が微妙に変わっただけで、ギアの入る位置が微妙に変化してしまいます。
作業性を良くするためにシートは外しました。古いオープンカーなので、室内の程度はこんなもんです。ここも綺麗にしようとしたら、お金がいくらかかっても足りないので、室内は見えるところだけ綺麗にする予定。床板には、カーボンシートでも張ってみようかな。
シートなんですが、車体の底面から床板にボルト・ナットで止まっていました。これ、取り付けの時には一人では無理。一人が床下からボルトを差し込んで、もう一人が室内側でナットを入れなければなりません。
新しいシフターを仮置きして位置を確認。
手前の黒いのが今まで付いていたJAMAR製でクロームメッキのピカピカのやつが新しいケーブル・シフターです。
一応、Vintage製550Spyder用として売られているので、取り付け穴さえ加工すれば、そのままぴったり取り付くのですが。
これまでシフトノブの位置が前過ぎてシフト操作、特に3速に入れるのが遠かったのと、このままの位置だとシートと干渉しそうなので、ブラケットを製作して位置を少し動かすことにします。
ということで、ブラケットを構想中。CADでモデルを作って、発注の予定。