これまで、C7 Corvette Stingray Z06の重量が発表されていなかったのですが、先日、GMが正規ディーラーに配布したオーダーガイドによって明らかになりました。
オーダーガイドのオプション説明の最後のページに仕様が記載されていまして、
それによればZ06のクーペで1598kg。コンバーチブルで1625kgとなっています。コンバーチブルはともかくとして、Z06クーペが意外と重いです。スタンダードモデルよりも約100kgも重いです。私のZ06と比較すると180kg以上も重い。スポーツカーは軽さが命なんて、雑誌屋と同じ事を言うつもりはありませんし、実際、重量とパフォーマンスはあまり関係ないと思っていますが、Z06は設計思想として軽くする努力をするものだと思っていたので、ちょっと衝撃的でした。
ちなみに、Z06は世界で初めて量産車としてCFRP製トルクチューブを採用しているとのこと。他にも、C6Z06のフレームに対して剛性が20%向上しているとか、e-デフが標準装備になっているとか、細かく見ていくと、スタンダードモデルとはかなり違うようです。
気になる価格ですが、Z06クーペで$78,995から。Z06コンバーチブル(そう、今度のZ06にはコンバーチブルとATもあるのです)で$83,995からとなっています。これはベースプライスなので、ここに通常のオプションを付け足していくと、クーペモデルで$90,000は超えてしまうでしょう。そのまま日本円に換算すると、930万円。例によって、正規販売店価格になると、どっかの誰かがボッタクって、1500万円オーバーというところでしょうか。
うーん、ちょっと「上がりのクルマ」の前の寄り道として買える値段じゃないなぁ。また、$1=80円の時代が来ないかなぁ。
2015年式 Corvette Stingrayのオーダーガイドは、ここに置いておくので、興味のある方はダウンロードしてじっくり眺めてください。