ブレーキパッドを交換してから、いよいよホイールを交換します。車高短用のバネも、アメリカから取り寄せたブレーキパッドも、すべてはタイヤとホイールのため。
ブレーキパッドは、交換しておかないと、ホイールがあっというまに真っ黒になってしまうので、ホイール交換前の必須作業でした。
まずは、リアから。
先日購入したAutelのブレーキ用コードスキャナが活躍しました。
ノーマルのパッドを外してみると、HAWKのパッドは少し小さいです。発注ミスかと思いましたが、ちゃんと組み込めるので、どうやらこういう設定みたいです。または、アメリカ仕様と日本使用の違いかも。下がノーマル、上がHAWK。
シムに鳴き止めのグリスを塗ります。このグリスがなぜ鳴き止めになるのかは、大学で振動工学を習ったときに理解しました。
パッドに付属していたセンサは短くて使えなかったので、元々付いていたセンサを再利用します。パッドが減っているわけではないので、再利用可能です。
次は、フロント。リアに比べればパーキングブレーキが付いていない分、楽です。
しかし、前のZ4もそうでしたが、BMWはパッド交換が結構手間です。スポーツカーだと、パッドは簡単に交換できるのが普通ですが、BMWは面倒。この辺の設計思想も、セダンベースということなのでしょうか。
フロントのキャリパーはシングルピストンなのに妙にデカイです。ちなみに、ATE製でした。
フロントのパッドは、ほぼ同じ大きさでした。下がHAWKで上がノーマル。
新しいホイールとタイヤを組み付けて、試走して完了。
まだ当たりは出ていないはずですが、意外と制動力が出ていました。もっと摩擦係数が低くなることを期待していたんですが。
Z4に関しては、これでひと段落。ホイールとホイールアーチの隙間も少なくなって、やっと趣味のスポーツカーらしい雰囲気になりました。キャリパーは汚れているし、ローターもノーマルで寂しいですが、まあそれは次の機会にします。
明日は天気が不安定みたいなので、波志江はこれで行こうかな。