世間の話題の中心はワールドカップですが、スポーツカー・マニアの話題の中心はこっち。この週末はLe Mans 24hrです。
そして、Le Mansと言えば、Corvette Racing. 今年は2台のC7.RでGTE Proクラスに出場します。
マスメディアの注目は、トップカテゴリーであるLM P1やLM P2クラスに集まりがちですが、レースではなくクルマそのものに興味があるスポーツカー・マニアにとっては、公道市販車に近いLM GTEクラスが最大の興味。もっとも、LM GTEクラスにエントリーしているのは、コルベットC7 、フェラーリ458、ポルシェ911GT3、アストンマーチン・V8ヴァンテージの4車種27台なので、ここに注目するのは、ほぼこれらのクルマのオーナーやファンに限られることでしょう。
予選が終了して、C7.Rはクラス2番手と4番手に付けています。
それと、もうひとつニュース。
Corvette Racingのプログラム・マージャDoug Fehenがスピリット・オブ・ルマン賞を受賞することが決まりました。
コルベットのル・マン挑戦の歴史は古く、1960年に参加したのが最初です。以来、途中に何度か中断はあったものの、50年以上にわたりル・マンに参戦している古参中の古参。その歴史の中で、Doug Fehenは1999年のC5-Rからプログラム・マネージャーとしてはCorvette Racingを牽引している人物で、今回はその功績が称えられ受賞となりました。