アメリカ在住時によく見かけたFOR SALEのプレートが日本でも売られているのを見つけたので購入しました。
販売店のサイトの説明では、アメリカの中古車屋で使われていると書かれていましたが、このプレートは本当は中古車屋ではなく個人で使われるものです。
自動車の個人売買がごく普通のアメリカでは、このプレートをダッシュボードに置いて自宅前の道路にクルマをとめておくのです。そして、気になったクルマを見つけたら、書かれている電話番号に電話すると、家から人が出てきて商談するわけ。大抵の場合、住宅地は路上駐車OKですし、日本の保管場所法に相当する法律もないので、問題ありません。私が住んでいた所は、比較的裕福な場所だったので、ポルシェなんかも、路上でFor Saleになっている事がありました。
あと、イベント会場の駐車場などでも、このプレートを置いているクルマを見かけますね。
ちなみに、価格の最後にOBOと書かれていることがありますが、あれは”Or Best Offer”のことです。日本の場合は、最初に連絡して来た人に商談の優先権がありますが、アメリカの場合は高い値段を付けた人に優先権があります。OBOとは、商談が重なった場合、高いほうの人に売りますよ、という意味です。
そういえば、アメリカ在住時に最初に買ったコルベットは、個人売買でした。
アメリカでは、個人でも小切手を使うのは普通なので、クルマの売買も現金ではなく小切手を使います。小切手だと大金を持ち歩かないので、気軽なんです。