普通の公園の駐車場に集まっているので、ただ散歩に来ている人たちも混じって話したりしていますが、はたして好意的に見てくれているのだろうか?もうじき、美術館からここに移ってきて、そろそろ1年。
さて、今日はまたまたスピダーの方がいらしてました。お初の方です。スピダーの掲示板で何度か書き込みを交わしたことがあったそうです。
この方のスピダーは、かなりいじってありました。私がお会いしたなかでは、ここまでいじってあるスピダーは、珍しいです。
まず、運転席周りですが、すっきりさせたかったということで、正面のタコ、水温、油圧の3連メータが外されていて、手製っぽいデジタル表示のタコメータが埋め込んでありました。
いじってあるエンジンは、外観ではわからないものですが、これもカムを換えて、圧縮比も上げてあるそうです。組みあがったばかりで、まだ慣らし中とのこと。
このスピダーが入ってきたとき、排気音の勢いが違っていたので、最低でもカムは換えてあるだろうことは、すぐにわかりました。ああいう排気圧が高そうな音は、いくらマフラーを換えたところで、エンジンがノーマルだった出ません。タペットノイズがほとんどせず、メカノイズは静か。これが本来のこのエンジンの音なのでしょう。私のは、やはりHLAが正しく作動しなくなってきているのかも。
アメリカンV8並みの長いヘッダースが入っていたのが印象的。ショックアブソーバとバネも換えてありました。
オーナーは、もう大体運転に慣れたそうです。
やたらとストロークの短いクラッチは、レリーズシリンダ側に問題がありそうだ、という事でした。あのクラッチは、やっぱり問題ありだったのですね。クラッチが完全に切れていないようで、ギアチェンジがやたらと硬かったのです。
あまり注目を集めていませんでしたが、365BBがいました。ここにはたくさんのフェラーリも集まりますが、365BBは珍しいです。あとでwebで調べたところ、どうやらこれは、この記事の個体のようです。
http://supercarnet.digiweb.jp/365BB/365BB.htm
ブログ記事ではナンバーを隠していなかったので、あえてこの写真もナンバーを隠しませんが、先の記事の365BBと同じナンバーが付いています。この記事を事前に知っていたら、修理の苦労とか色々聞けたのに。
最後にこれ。
左側が最新型のホクスターで、右側が空冷最後のポルシェ911。
ボクスターって、最初はライトウェイトのオープンスポーツカーというコンセプトだったと思うのですが、今ではすっかり大きくなっていて、隣の911よりも二周りは大きい感じです。メーカーのwebサイトで諸元を調べたら全幅1801。車重は自信がないのか、記載が見つかりませんでした。ウェストラインが高くなったせいかもしませんが、数値以上に大きく見えます。ポルシェはモデルチェンジする度に大きくなっていくような気がします。