コルベットという名称は、元々は戦闘艦の艦種を表す名前でした。具体的な大きさや目的は時代と共に変化しますが、フリゲートよりも小さいクラスを指すのはすべての時代で共通。明確な和訳は存在しませんが、「小型高速駆逐艦」と訳されているのを見たことがあります。
第二次世界大戦において、多くのUボートを撃沈したのが、コルベット・クラスです。「小型高速駆逐艦」という言葉を聞くと、なるほど、クルマのコルベットはまったくその通りのイメージだな、と思います。
現代のコルベット艦は、ミサイルや魚雷を装備して対潜哨戒任務につく小型の高速艦で、最新鋭のコルベット艦はこんなの。
船体はCFRP。非磁性でかつステルス性能を持っています。
エンジンは、ガスタービンでプロペラではなくウォーター・ジェット推進。
速そうだし、潜水艦にとっては脅威なんだろうけど、カッコいいかというと、ちょっと微妙。