足車も含めて、我が家の全車のオイル交換を自分でやることにしたので、オイルフィルタを揃えました。
左から、コルベット用、スピダー用、Z4用、レグナム用になります。全部純正品。
後の参照用として、パーツ番号を記載します。
コルベット用 PF46E
スピダー用 82 000 768 913
Z4用 11 427 512 300
レグナム用 MD356000
コルベット用はアメリカ出張のときにシボレーの部品販売で、スピダー用は近所の日産部品販売で、Z4用とレグナム用はそれぞれの新車販売ディーラーで購入しました。
ひときわ異彩を放っているのはZ4用で、中身だけです。BMWはなぜかカードリッジ式ではなく、分解して中身だけ交換するようになっています。中身だけだから安いのかというと、そうではなく、実はこの4つの中では一番高いです。他のことも色々とそうですが、BMWの考えることは、わけわからない事が多いです。
Z4用を除けば、この中で一番軽いのは一番大きなコルベット用で、一番重いのは一番小さなスピダー用というのが意外でした。
スピダー用は、なぜか毎回買いに行く度に部品番号が変わっています。変わっていても、コンピュータで検索してちゃんと出てくるので良いのですが、頻繁に部品番号が変更になるのはなんでなんだろう。
部品販売店と言えば、日米でずいぶんと雰囲気が違います。シボレーの正規パーツディーラーに行くと、平日でも結構混んでいて、窓口には行列が出来ています。窓口に並んでいるのは、ほとんどが素人さん。プロは専用のネットワークで注文するので、窓口で購入することはないからです。
一方、日本の日産部品販売に行くと、カウンタで注文している素人さんを私以外に見たことがありません。日本でも職業の人はコンピュータで注文を出しているので、窓口に直接買いに来るのは、やっぱり素人だと思います。なので、窓口で順番待ちになったことはありません。
すなわち、アメリカはクルマの整備を自分でやる人が多くて、日本は少ないということです。
アメリカのPEP Boysと日本のオートバックスの品揃えの違いを見ても、自動車整備文化の違いを感じます。PEP Boysに行くと、アクセサリーや洗車用品も売っていますが、それとは別に大きなカウンタと、その向こうにたくさんの巨大な棚が並んだ倉庫があって、カウンタの人に欲しいパーツ、たとえば98年式のサンダーバードのタイミングベルトが欲しいとか、02年式のリンカーンのEGRバルブが欲しいとか言うと、コンピュータで検索してパーツを特定して出してくれます。オートバックスでは、そういう機能部品は売っておらず、アクセサリと洗車用品と油脂類だけです。
この辺が日米の自動車文化の違いでもあるわけです。