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10th Anniversary Project
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次はリアホイールの選択。
実は、リアホイールの選択肢はありません。なぜならば、今回はL-5のFlared Quartersを入れるからです。リプロダクションの場合、必然的にC6Z06のサイズを入れることになります。
おさらいとして、C5Z06とC6Z06のリアホイールのサイズを記載します。
C5Z06 Rear:
Wheel size: 18 x 10.5
Offset: +58mm
Tire Size: 295/35/18
Back Spacing: 8.03” (204.05mm)
C6Z06 Rear:
Wheel size: 19 x 12
Offset: +59mm
Tire Size: 325/30-19
Back Spacing: 8.82” (224.09mm)
このサイズを、前回紹介したRims’n Tiresを使って比較し見ます。
。オフセット関係については、タイヤの幅を加味して外側に10mm出ることになっています。L-5のFlared Quartersの幅は2inchなので、単純計算だと2inch-10mm=25.65mmは、まだ外に出せます。今回はリプロダクション・ホイールを選んでいるので、オフセットの注文はできず、この分はホイール・スペーサーを使うしかありません。1インチ厚でちょうど良いでしょう。
ホイールスペーサーをかませることには、もう一つ利点があって、バックスペースの不足が解消できます。C6Z06のホイールはC5Z06のホイールと比べてバックスペースが約20mm大きい。ネットの情報によると、この20mmがブレーキクーリングダクトに干渉するそうです。Flared Quartersを入れないでC6Z06のホイールを入れている人は、ブレーキクーリングダクトを外しているみたいですね。リアのブレーキクーリングダクトはZ06のアイデンティティの一つでもあるので、できれば外したくないものです。その点でも1インチのスペーサーはちょうど良かったです。
ところで、このタイヤだと、直径が16mm大きいです。車高で8mm変わってしまうし、1回転の距離が50mm変わってしまいます。これだけ変わると、フロントタイヤとの回転差が大きくて、アクティブ・ハンドリングが誤動作する可能性考えられます。そこでもう一度フロントを考え直してみましょう。
リアの直径は16mm大きくなっているので、これに合わせてプロントを選びなおすと、
前回選んだタイヤよりも10mm幅広になりました。これでも、フロントタイヤはフェンダーに対して3mmは内側に入っている計算になるので、おそらくはみ出さないと思います。
以上の検討によって、ホイール&タイヤサイズは以下のように決定しました。
Front:
Wheel size: 18 x 9.5
Offset: +57mm
Tire Size: 245/40-18
Rear:
Wheel size: 19 x 12
Offset: +59mm
Tire Size: 325/30-19
それから、かませるスペーサーの仕様は、
Bolt pattern 5x4.75" (5x120.65mm)
Center bore 70.3mm DIA
Thickness 1inch (25.4mm)
ホイールスペーサーには様々なタイプがありますが、Bore centeredと呼ばれる、嵌合付きのものを選びます。こういうやつ。