GM Authorityによれば、GMがL88の商標登録をしたことが明らかになりました。
C7ではStingrayのペットネームを復活させましたが、この事について、私は2010年9月に私のBlogの記事で予想しています。タイトルもズバリ
「C7にStingrayは復活するのか?」
この経験をもとに、今回も私はL88が復活すると考えます。C7Z06の搭載エンジンがL88の名前になるのではないかと思います。
これまでも、コルベットはZ06、ZR1、Grand Sportなど、過去のコルベットの名車の名前を復活させてきました。、そして次はL88というわけです。
L88は1967年から69年にかけてオプション設定された7リッター430馬力のエンジンのRPOコードです。このエンジンは、レース用オプションとして設定されていて、公称は430馬力ですが、実際には560馬力以上出ていたとされています。GMがカタログ値を430馬力だとしていたのは、保険の高騰や消費者保護団体からの抗議を避けるためだったと言われています。
L88を搭載したコルベットは、67年に20台、68年に80台、69年に116台が生産されました。今日では状態の良い個体であれば、5千万円から1億円の値段が付いています。
下の写真は、私がアメリカ在住時にモントレーのヒストリックカー・レースで見た、L88コルベットのレースカー。
昨年のオークションで73万ドルの値段がつけらました。この時のオークションの説明によれば、このL88エンジンは6600回転で685馬力を出すと書かれています。