今年もK4-GPに出場した記事は書きましたが、今回は動画での紹介。他のレースとは違う独特の雰囲気を感じてもらえたら、と思います。
スタート前風景
K4-GPの特徴の一つに今では見られなくなった変則ル・マン式スタートがあります。そして、そのスターターはサーキットにふさわしくない格好をしていなければならないというルール。
この動画は160台をコース上に並べ終わって、スタート準備をしているところ。変な格好をした人たちがたくさん映っていますが、この人たちが各チームのスターターです。この仮装も審査対象のひとつです。
スタート
スタート時は、ピットレーンに出ることが禁止されているので、サーキットカメラの映像です。カメラをまわしながらPCの操作もしているので、PCの画面が入ってしまいました。
幸運なことに画面中央付近に、うちのチーム。とても目立つ巨大な仮装は、名物となっているメグミルクチームです。毎年、少しずつ巨大になっているのは、まるで紅白の小林幸子状態。
同じくスタート時の映像を、うちのチームのオンボードカメラから。
スタートが終わって、スターターの仮装の人たちが戻ってくるところ。残念ながら、うちのチームは人員に余裕がなくて、凝った仮装ができません。レンタルの衣装で済ませています。かわいいコスブレイヤー募集中です。
スタート前映像もそうですが、一応Youtubeの顔ボカシ機能を使っています。ボカシなし映像も限定公開しているので、関係者で希望の方はメールください。
ドライバーチェンジ
ドライバーチェンジと燃料補給は、耐久レースでしか見られません。うちのチームは10時間の間に11回のドライバーチェンジと3回の燃料補給があります。
画面の左端、クリップボートを持っているのが私です。
うちのチームのエースドライバー。ゴールまでの最後の2周。
燃料の制限が厳しいので、いつもこのように走ることはできませんが、燃料残量とレース周回数から、走りきれること確定だったので、全開全速の指示を出してます。おかけで、最後の数周は盛り上がりました。なにしろ、隣のピットのチームのクルマと順位を競ってましたから。
最後の1周、ハザードを付けて走っているのは、燃料が少なくてスロー走行しているクルマ。ゴールライン直前でチェッカー待ちのクルマが止まっていたりするのも、9時間59分57秒でトップのクルマがフィニッシュラインを超えてしまい、もう一周追加されたためです。チェッカー後に左側に止まっているのは燃料切れのクルマ。
レース後のお楽しみ。パレードラン。
皆で競技車両に乗り込んで富士スピードウェイを一周します。これをやると、今年の夏が終わったなぁ、という気になります。10時間を戦い抜いた他のチームと声を交わしながらゆっくり一周します。
こちらは、他の人の画像ですが、パレードランの風景。2:59付近に我がチーム。
以上。
これがK4-GPです。10時間走れば、と゜このチームにもドラマが生まれます。
来年も、もちろん出ます。