今回のアメリカ滞在で購入したのが、これ。
Home Weather Station
自宅の気象状況を計測・記録する機器です。自宅の気象状況を記録するのって、ちょっと面白そうでしょ。
アメリカでは気象観測を趣味にしている人たちが結構いて、これはそういう人たちのための機器。価格は$80くらいからあって、これは$130。この価格で、気温、湿度、気圧、風速、風向、降雨量を計測して、無線で宅内の表示機にデータを表示します。さらにPCをつなぐことで、PCにリアルタイムにデータを取り込んだり、過去のデータを表示させることもできます。日本で同様の製品を探したのですが、数十万円もする企業向けの本格的なものしか見つかりませんでした。
この手の科学趣味製品は、アメリカの方が価格も種類も断然豊富。
早速、庭の一番端に設置してみました。
下の方のドンブリが重ねてあるみたいな部分に、気温、湿度、気圧の計測センサと無線機器、バッテリーが入っています。直射日光による気温計の加熱を防ぐため、こんなカタチになっているわけです。百葉箱と同じです。バッテリーは単3電池2本で、寿命は1~2年。
これが家の中に設置する表示機。
5/25 (土) 23:18
風速: 0m/s
過去24時間の降雨量: 0mm
気圧: 1002.3HPa
室内気温: 26.5℃ 湿度: 47%
屋外気温: 16.0℃ 湿度: 86%
というわけです。
アメリカ製ですが、SI単位も選べるところが本格的。一つだけ残念なのは、日本の標準時刻電波を受信しないこと。
これにUSB接続するとPCにデータを取り込むこともできて、付属のソフトだと、こんな表示。
さらに、過去の履歴など。
今日設置したばかりなので、まだ24時間に満たない記録しかありませんが、それでも屋外の湿度が夜間になると急激に上昇しているのがわかります。たとえば、これだけでも洗濯物は午後2時くらいまでに取り込むのがいい、ということがわかります。
付属ソフト以外にも、ネットには別の会社や個人が作ったソフトがいくつかあって、それを使うと世界の気象情報共有サイトに自動的にアップロードしたり、自分のwebサイトに気象状況をリアルタイムに表示したりすることができます。
我が家では、Windows Home Serverが24時間動いていますが、それに対応したソフトも出ているので、そのうちに自動でネットにアップロードして、アメリカ出張中でも自宅の気象状況を見たりできるようにしようと思っています。
ちなみに、うちの庭。
写真中央部に見えている白いのがWeather Stationです。