あまりすっきりしない天気だったのですが、コルベットを乗り回したかったこともあって、美術館オフに顔を出しました。途中、霧雨程度の雨にやられましたが、路面が濡れるほどではなかったので、OKとしました。
かなり遅く着いたというのもあるのですが、常連さんはほとんどおらず。美術館オフは早々に退散して、近くにある某氏のガレージへ行っちゃいました。
ガレージ前で458イタリアと。
458イタリアはカッコいいクルマだと思いますが、それと並んでも意外と遜色ないなぁ、なんて思ったりして。
そして、ガレージの中では、こんなのを眺めてました。
328ケーニッヒ
前にもちょっと書きましたが、素の328は数が多いのと外観があっさりしてるいので、あまり興味を惹かれないのですが、こういうのは別。特別感があってカッコいいなぁと感じます。特にフェンダーの膨らみ具合とか。
リアタイヤは15インチの345幅だったと思います。リアタイヤは太ければカッコいいんです。パワーを喰われるとか、前後バランスが、とか理屈をこねる人もいますが、そんなのはどーでもいいです。太いタイヤは正義です。ちょっと欲しくなっちゃいました。
もし、私が入手したらリアの羽根は取っちゃうかも。これがケーニッヒのアイデンティティの一つではあると思うのですが、私の好みではないので。まあ、実際、買うわけではないので妄想です。
そして、こちらは288GTO。本物です。
意外と車高が高いのですが、これが本当だそうなので、文句の付けようがありません。上のケーニッヒとちがって、こういう血統の正しいクルマは、あまりいじっちゃいけません。
いやー、でもフェンダーの膨らみ方は、ケーニッヒよりこっちの方がカッコいいなぁ。特にリアのホイールアーチの上あたりのラインがいい。
絶妙なフェンダーのラインは2Dの写真ではなかなかうまく表現できないのですが。
それから、これ。
アストンマーチン・ラゴンダ。雑誌の写真などでは見たことがあるので、すぐにわかったのですが、実物を見たのは初めてです。
顔つきに特徴があるので、私の印象も顔つきだけだったのですが、横のラインもなかなか特徴的です。
これが、あのアストンマーチンから出ていたというのが信じがたいです。60-70年代のアメリカ車にありそうな雰囲気です。クライスラーから出ていた、と言われるほうが納得しやすい感じ。
最初に見たときは「うわっ」と思いましたが、時間をかけて眺めていると、意外と味わいがある印象に変化してきて、最後には結構気に入りました。
細かいところでは、ポルシェのカップカーのドア。
とても軽いのですが、剛性感があります。レーシングカーのドアなんて、軽量化のためにペカンペカンなんだろうと思ったのですが、普通のドアと遜色ありません。ただし、信じられないほど軽いです。素材はGFRPで、ごく一部にCFRPが使われていました。
C5コルベットのドアも初めて触ったときには軽いと思いました。あれも総GFRPなので、ガラス窓とかパワーウィンドウやドアロックのアクチュエータなどを外すと、こんな感じになるかもしれません。今度アメリカでC6.Rに触る機会が得られたら、ドアに触らせてもらおうと思います。
そんなこんなで、肝心の美術館オフは数分しかいませんでしたが、別の場所で有意義な時間を持てました。