Lot# 3040

pacecarsbj09_leadコレクターカーのオークションとしては世界最大といわれるBarrett-Jacksonオークションが1月15日にアリゾナ州のScottsdaleで開かれます。ここには、世界中の名車と共にコルベットも数多く出品されるので、コルベットのコレクター、研究者、ファンにとって出品車両のチェックはかかせません。

私のBlogでも、過去に何度か出品車両の紹介をしていますが、今回のオークションでコルベット・フリークの話題を集めているのがLot#3040。出品車両は・・・ 不明です。

Lot#3040は、GMが出品することを明らかにしていて、その説明には、
”Have you ever wanted to own a piece of history? This may be your chance. A special Chevrolet model will be revealed during the auction where bidders have the opportunity to take home this one-of-a-kind vehicle.”
と書かれています。
要するに、GMからシボレーの特別モデルがオークションに出品されるのですが、それが何かはまだ明らかにされていません。
これまでにもGMは、ZR1の量産1号車やCentennial Edition Z06の1号車などをこのオークションに出品しています。ちなみに、ZR1の量産1号車の落札価格100万ドルでした。
今回のオークションでも、スペシャル・モデルの1号車が出品されると思われますが、未だにGMからスペシャル・モデルの発表はありません。これがいったい何か?というのが、コルベット・フリークの間で、今の最大の関心事となっています。
一方、これがコルベットではない可能性も、もちろんあります。シボレーとしか書かれていないので、カマロやマリブなどのスペシャルモデルであることも考えられます。

以上のような話題を提供しているLot#3040ですが、私の予想では、コルベットではなくカマロがZL1でスペシャル・エディションを出すのだと思います。昨年、ZL1がニュルブルクリンクの好タイムを記録したのを記念した、”Camaro ZL1 Nürburgring Edition”ではないかと考えています。
このクルマが明らかになるのは、1/20の午後2時(現地時間)です。