先日、アメリカで購入したスキャンツールを試してみます。
今まで使っていたActronの小型スキャンツールや、愛用のPC接続型スキャンツールはスピダーと通信できませんでした。
今回購入したのは、INNOVAの3130。通信可能プロトコルはC.A.N., ISO9141, J1850PWM, J1850VPW, KWP 2000 ISO 14230-4と豊富なので、どれかがスピダーの通信プロトコルであることを期待して繋いでみます。
結果は、ダメでした。
スピダーのコネクタはOBD2のものなのですが。アメリカに輸出していたわけではないので、何か独自規格なのかもしれません。この時代のヨーロッパ車は、どん規格使っていたのでしょうか?
コネクタはOBD2ですが、もしかしたらコマンド体系とかOBD2とは違うのかもしれません。ELM327を使って、ArduinoでOBD2のリアルタイムデータを読みだそうという計画は、スピダーでは出来ないということがわかりました。残念。
当たり前ですが、こちらは正常に通信できました。DTCを読みだしてみますが、何もないという返事。頭にHを付けたコードくらい何か出てくるかと思ったのですが、何も出てこないということは、私のコルベットは完調ということです。
頭にHが付いたコードは、Hystoryを意味していて、過去に発生したけど今は発生していないという記録のコードです。たまたま発生した通信不良や、接触不良などがあるとH付きコードが出てきます。ちなみに、現在発生中のトラブルは頭にCurrentのCが付きます。