再びアメリカです。
やっと借りることができました。CAMARO SS。6.2L、400hpです。
黄色ですが、バンブルビーではありません。あれは、確か黒のストライプが入っていたはず。
今回、Hearzのカウンターの人は、ベテランらしき年配の女性。最初、SSは空きがなったみたいなのですが、「なんとかしてみるわ」と言って、かなり長い時間コンピュータを操作した後に、借りられるようになりました。想像するに、いくつかの予約をうまく動かしたのではないかと思います。こういう人に当たるとラッキーです。
指定されたパーキングロットに行くと、隣のクルマはコルベットのコンバーチブルで、ちょうど借りだされるところでした。アメリカなので、こういうところで気軽に話しかけちゃって大丈夫です。
「あ、コルベット借りたんだね。」
「そっちはカマロのSSだね。」
「僕は、どこにいってもコルベットを借りるんだ。」
「コルベットはちょっと高くて僕には無理だ。だけど、アドレナリン・コレクションをディスカウントしてもらって借りるようにしているよ。」
見ず知らずの人とレンタカーのパーキングロットで会話を交わすのも、こういうクルマだからこそ。もし、ヒュンダイ・ソナタとフォード・フォーカスが並んでいる場合は、お互い声をかけることはないでしょう。
例によって、借りたばかりでまだ感想を書けるほど乗っていません。でも、第一印象として2つ書いておきます。
まず、エンジン。確かにパワフルで低速トルクも抜群。この前のV6モデルとは全然違うのですが、アメリカ車らしい鼓動感がありません。コルベット・エンジンだからなのかもしれない、と思っています。
ブレーキが、これまで借りたレンタカーの中で最高に良いです。剛性感があって、ストロークがほとんどない私ごのみのタッチです。チラっとホイールを覗くと、対抗式キャリパーが入っていました。4ポッドか6ポッドかまでは確認してません。
それはともかく、いつも思うのですが、レンタカーの内装って走行距離の割には傷みが激しいです。ダッシュボードの塗装が剥げていたり、革のシートに傷や染みが付いていたり。カーペットが黒ずんでいたり。
このクルマは2012年モデルで1万マイルしか走っていないのに、内装が傷んでいました。みんな、扱いが荒いんですね。クルマの性格上エンジンや足回りの消耗が激しいのは理解しますが、内装は関係ないはず。みんな、もうちょっと丁寧に乗ればいいのに。