いつもアメリカのサイトやYouTubeの動画からの映像を元ネタとして記事にしていたAmerican Le Mans Series (ALMS)ですが、このLaguna Seca戦は、ついに現地取材に行ってきました。
ALMSのLaguna Seca戦は、アメリカ在住時にも観戦に来ていて、今回は実に6年ぶり。久しぶりですが、Laguna Secaは何も変わっていおらず昔のままでした。
Laguna Secaは、正式にはMazda Racewayと言います。かの有名なLaguna Secaにマツダが冠スポンサーになっていることは、日本ではあまり知られていないようです。ところで、そのマツダですが、自分のところではレーシングカーはおろか、スポーツカーすら持っていないので、いまだに大昔にル・マン24時間で優勝したことを広告に使っている状態。
(って最初に書きましたが、MX-5(ロードスター)の存在を忘れていました。すみません。しかし、MX-5はどこにも展示されていなかったような気が。カリフォルニアの道路ですれ違うのも、古いのばかりだし、現行機種はあまり売れていない印象。)
(さらに訂正。LMP1のLolaのうち2台がマツダエンジンでした。レース活動やっていたんですねー。マツダさん、ごめんなさい。LMP1クラスはノーチェックでした。お詫びに、どんなエンジンなのか、ちょっと調べてみました。2Lの4気筒、ターボチャージャー付だそうです。ただし、MAZDAの名前は付いているものの、AER製のようです。)
”Only asian auto maker to win at Le Mans”といたるところに書かれていましたが、それって20年も昔のことなのに。過去の栄光にすがっている姿が、少し痛々しく感じました。
さて、まず目指したのはCorvette Racingのピット。ALMSもアメリカのレースの習慣で、パドックの入場料はなくいつでもだれでも出入り自由です。
スタート1時間前、ピット前で行われていたCorvette Racingのドライバーのサイン会の風景。左側からOliver Gavin, Jan Magunussen, Olivier Berretta, Tommy Milner。もちろん、私もサインをもらってきました。なんだが、ミーハーになった気分で楽しい。
練習走行中にぶつけて壊したフロントカウルと共に、記念撮影。クルマをぶつけたのに楽しそうなのが、うらやましいです。(笑)
この人は、Corvette RacingのCrew ChiefのDan Binks。Corvette Racingの公式ビデオ”Track to Street”で良く見かけます。いつもビデオでしか見ていない人に会って、ますますミーハー気分が高まります。
ピット脇に停めてあるカート類も、Corvette Racingのカラーリング。よく見ると、ペダル類がアルミ製だったりして、ただの市販品ではない感じ。Platt & Millerのロゴが入っているので、作ったのかもしれません。
Pos./Car No./Drivers/Car/Laps
1. 45 Bergmeister/Long, Porsche 911 GT3 RSR, 236
2. 56 Mueller/Hand, BMW M3 GT, 236
3. 01 Sharp/van Overbeek, Ferrari F458 Italia, 236
4. 55 Auberlen/Werner, BMW M3 GT, 236
5. 4 Gavin/Magnussen, Corvette C6.R, 236
6. 62 Melo/Vilander, Ferrari F458 Italia, 236
7. 3 Beretta/Milner, Corvette C6.R, 235
8. 02 Brown/Cosmo, Ferrari F458 Italia, 231
9. 44 Neiman/Holzer, Porsche 911 GT3 RSR, 230
10. 48 Miller/Maasen, Porsche 911 GT3 RSR, 224
ビデオやネットの情報では、結果がすべてですが、サーキットに行くと、結果よりもあちこち回って見た事の方が楽しいです。観戦中、少しずつ遅れていることは気が付いていましたが、だからといってガッカリすることもなく、楽しい一日を過ごしました。
レース以外にも、いろいろなネタを仕入れてきたので、これから私の興味が続く限り、それらのネタを記事にして行きます。
もろちん、Mustng GT 5.0の記事も忘れていませんよ。
つづく