夏の節電対応のため、多くの企業が土日操業や輪番操業を行うため、日曜日のミーティングに出られなくなった人のための緊急処置として、金曜日にミーティングが行われました。
今日はその1回目。
フロントフードを開けているのは、熱対応。エンジンルームが最も高温になるのは、エンジンを止めた直後です。冷却ファンが止まり、走行風の当たらない状態で、エンジンはまだ熱を持っているので、エンジンルーム内の温度は急上昇。このときに、ゴムや樹脂部品、電子部品の寿命を縮めます。即壊れるというわけではありませんが、そういうことの繰り返しがクルマの寿命を決めます。
それを防ぐため、エンジン停止直後はフードを開けて、熱がこもらないようにします。
もちろん、走行中は何の問題もありません。
本日、外気温度計はついに41℃を示しました。もちろん油温、水温正常。エアコンも良く効きます。外気温度計さえ見なければ、外がどんなに暑いかを意識することはありません。
コルベットは開発時にデスバレーの50℃を超える気温の中でも走行テストをしています。アメリカは日本よりも寒暖の差が激しいので、この程度はなんでもありません。
C4以降のコルベットでノーマルなのにオーバーヒートするのは、どこかにトラブルを抱えている証です。ラジエターの大型化やサーモスタットの開弁温度の変更などは、対象療法であり、根本的な解決方法ではありません。気を付けましょう。