[スピダー]ユーザー車検

110404-1.jpg
スピダーの車検。今日、ユーザー車検で受けてきました。一発合格でしたが、毎度のことながら検査ラインではいろいろ戸惑って失敗します。

ネットにはユーザー車検情報がたくさんありますから、基本的にはそちらを参照してください。ここでは趣味車の特殊な事情による違いのみを書いておきます。これは次回の自分のための覚書でもあります。すべては車高が極端に低くて左ハンドルであるということに起因します。
また、ここに記載することは熊谷車検場の事情です。ほかの車検場では異なる場合もあります。

1.乗用車用のマルチテスターラインには入れない。
車高が低いため、乗用車用のマルチテスターラインには入れません。大型車用のラインに入ります。熊谷の場合、1番レーンです。2番レーンもOKかもしれませんが、私は1番しか使ったことがないのでわかりせん。
そしてすべての失敗は、スポーツカーが大型車用の検査ラインに入るために生じます。
ちなみに、ユーザー車検の人は事前に車検ラインの見学ができますが、見学できるのはマルチテスターラインなので、手順はかなり異なります。

2.ブレーキテスト用のローラー台は手前、スピードテスト用のローラー台は奥。
大型車用ラインは、前車軸、後車軸が2本あるため車両に対応するため、ローラー台が2軸分あります。まずフロントブレーキテストのために、フロントタイヤを手前のローラー台に載せますが、段差がいろいろあって、載ったのか載ってないのかわかりません。タイヤの位置確認用にミラーが設置されていますが、右ハンドルのトラックに合わせた設定になっているので、まったく見えません。検査員に誘導してもらうしかありません。
スピードテスト用のローラー台は奥側になります。リアブレーキのテストを終えたら、少しクルマを前進させて、奥側のローラー台に載せます。ブレーキテストが終わった後に、そのままスピードテストにはなりません。

3.左側のスピードテスト用のスイッチはミラーの後ろに隠してある
右側には1m間隔くらいでたくさんスイッチが吊ってありますが、左側にはありません。しかも、トラック用に合わせて位置が高いので、右側のスイッチはどうやっても左側に持ってこれません。実は左側のスイッチは、タイヤ位置確認のためのミラー(スピダーには役に立たないミラー)の後ろに隠してあります。見つけにくいです。

4.排ガスチェックは、ずーっと先まで進んで一番先にあるプロープを使う
トラック用ラインなので、3箇所くらいの場所にプローブがあって、どれを使うのか悩みます。停止線まで進んで、一番奥のプローブを使います。そうしないと、光軸検査のために、またクルマを前進させなければなりません。

5.下回り検査もずーっと先まで進む。
これもトラック用ラインなので、ピットが長大です。どこに止めるのか悩みますが、ずんずん先まで進みます。

6.電光表示器が見えない
トラックに合わせてあるためだと思いますが、普通にクルマの中から電光表示器が見えません。高い位置にあります。ハンドルをかかえるようにして、フロントスクリーンに顔を近づけると、上の方に見えます。

私がここに書いている事は、すなわち私が失敗したことでもあります。検査は一発合格でしたが、何度も失敗して時間をとってしまい、後ろの人に迷惑をかけています。
毎回、失敗しないように心掛けてはいるのですが、いままで一度も失敗なしで通ったことがありません。次回こそはスムーズに通れるようにしたいと思います。