先日、シボレーが2012年モデルとして今年の夏から販売するコルベットの特別仕様を発表しました。その名もCentennial Edition。シボレー設立100周年を記念したモデルになります。
Bピラーに貼られている専用ステッカーの人物はLouis Chevrolet。シボレーの創業者です。
実際はこんな人。
この写真はZ06ですが、すべてのモデルでCentennial Editionが選べます。
色は専用の黒。カッコいい。
ホイールもデザインが一新されています。クーペとコンバーチブルはフロント18インチ/リア19インチ、Z06とZR1はフロント19インチ/リア20インチになります。ホイールセンターにも専用グラフィックが与えられ、Louis Chevroletがここにも描かれています。
内装はエボニー・レザーで覆われ、赤のスティッチが入ります。シートやアームレスト、ステアリング・ホイールなど身体と触れる部分には2011年のCarbon Editionで採用されたマイクロファイバー・スエードが使われています。
エンブレムも100周年を記念した専用品。
基本的に、内外装のみの変更のようですが、詳細についてはまだ不明。ただし、コルベットは毎年、見えないところの小改良が必ずあります。それらは、一般向けの自動車雑誌では紹介されませんが、コルベット専門誌やコルベット専門のサイトでは紹介されますから、そのうち情報が入ってくるでしょう。
コルベットは、この種類の記念モデルは後々まで大事にされるのが普通です。2012年モデルを狙うなら、これはお勧めです。ただし、色が黒なので、手入れが大変そうですが。
ちなみに、スーパープレミアムを狙うなら、この週末に開催されるBarret-Jacjsonのオークションに製造番号00100のZ06が出品されることになっているので、それを落札するのがベスト。昨年は、同様にZ06のCarbon Editionの1号車が出品されて、NASCARのレーシングチーム・オーナーのRick Hendrickが$297,000で落札しています。