誰も来ないかも、と思ってましたが結局5台、6名が集まりました。上野の写真では3台しか写っていませんが、ほかに常連さんのロータス・エリーゼと、写真にもチラっとお尻が見えているトヨタ・パッソ。パッソはコルベットC6のオーナーの足車。
この集まりは車種不問なので足車での参加も当然OK。というか、皆がどんな足車に乗っているのか、というのも興味があるところですね。そのうち、足車限定ミーティングをやってもいいかもしれません。雨天の場合は足車で集合とかね。
3月も終わりだというのに結構寒くて、参りました。
本日のお初はこれ。ロータス・エスプリS2。79年式だそうです。オーナーさんはお初ではありませんが、趣味車を増車されたとのこと。
初期型のエスプリは、フロントスクリーンがほとんど平面だという事は知っていましたが、本当に平面でした。僅かに湾曲しているらしいですが、自動車のフロント・スクリーンとしては真平らと言ってもいいでしょう。
ミッドシップのエンジンも、実はこのように箱に入っているということも知りました。
C5コルベットは、うねった曲線で構成されているデザインなので、こうしてみると対照的です。
エスプリはジウジアーロ・デザインの70年代を代表するクルマだと思います。スーパーカーブームのときの記憶がよみがえりますね。
ディーラー車だそうですが左ハンドルで、サイドマーカーなどからアメリカ仕様がベースと思われます。イギリス車なのでオリジナルは右ハンドルだと思いますが、わざわざ左ハンドルなのは、「外車=左ハンドル」という当時のステータスを優先した事情があるのだと思うと、面白いです。
ところで、
今日の会話の中で改めて気が付かされたのは、道を走っているクルマのほとんどの名前を知らないことです。BMWやアウディは、その特徴的なデザインからメーカーだけは判別できますが、車種名(番号)まではわかりません。日本のクルマにいたっては、エンブレムを見なければメーカーすら判別できない事がほとんどです。
昔はそんな事はありまんでした。道を走っているクルマは、グレード名まではわからなくても、車種名はたいてい言えたものです。
色々と考えたのですが、理由のひとつは車種が増えたこと。それから、皆同じカタチをしていることだと思います。何かの車種がヒットすると、あっという間に似たようなカタチのクルマが発売されます。私にはフィットとヴィッツの区別はつかないし、ワゴンRとムーブの区別もつきません。ミニバンは名前すら知りません。
もちろん、興味がないというのが大きな要素なのですが、それはこのように似たようなクルマが多すぎて、名前を知る事の興味を失ったのだと思います。