この動画は、お父さんが20歳の娘にドーナッツの作り方を教えている様子。教え方が素晴らしいと評判です。
ドーナッツとは、リアタイヤをホイールスピンさせてクルクルと回り、路面にタイヤ跡で円を描くこと。オートバイのMAXターンと似ています。
アメリカでは16歳で自動車免許を取る事ができます。日本のような教習所というものはなく、一般的には、クルマの運転方法を教えるのは親の役目とされています。しかし、ドーナッツまで教える親は少数派でしょう。
ちなみに、ここで使われているコルベットZHZというグレードは、レンタカー仕様のコルベットです。ハーツがレンタカーとして採用していて誰でも借りることが出来ます。レンタカーとは言っても180MPH(約290Km/h)は出ます。大手レンタカー会社で借りることが出来るレンタカーでは世界最速。
ZHZは全て黄色に黒いストライプのカラーリングが施されている専用カーリングです。黄色のコルベットを所有している方は、黒いストライプを入れないようにしましょう。レンタカー仕様のカラーリングになってしまいます。
この動画には続きがあって、
完璧なドーナッツをマスターしています。
もう一つ、別の動画を紹介しましょう。
(もしかするとサムネイルが扇情的な画像かもしれませんが、これは釣り用画像みたいなので、気にしないでください。)
こちらは、18歳の女の子が、改造コルベットの運転方法を教えてくれます。
ちょっとセリフを解説しておくと・・・
Hello! Today, I'm gonna teach you how to drive a race car.
(こんにちは。今日はレーシンクカーの運転方法を教えましょう。)
All right! First, get in the car. Then you gotta turn nitros on.
(クルマに乗ったら、まずはニトロのスイッチを入れます。)
Then, you gotta open the bottles. Two bottle are there.
(ボトルを開けます。ボトルは二つあります。)
There is one and there is two.
(ボトル1、ボトル2。)
Then you look at the gages.
(そして、ゲージを確認します。)
You gotta bottles fresh are baby!
(ボトルは満タンです。)
All right. Now you gotta start the car.
(それでは、エンジンを始動します。)
という感じで、いかにもティーンエイジャーなアメリカ英語で説明してくれてます。日本語訳が硬いのは勘弁してください。
(余談ですが、こういう話し方は日本の英会話教室では習いません。アメリカに引っ越したときに何が大変かというと、日常会話でこういう英語を聞き取ることです。仕事の時は皆きちんとした英語を話すのでいわゆるビジネス英会話が通用しますが、仕事以外のときの会話の方が日本人には難しいと思われます。)
面倒になってきたので、英語のセリフは省略して、画面に表示されているルールだけ訳しておきます。
ルールその1:エンジンを始動したらトラクションコントロール OFF
ルールその2:パージする(解説:ニトロの配管内にある余分な空気を排出して、ニトロを配管内に満たします。)
ルールその3:バーンアウトをする
ルールその4:ヘルメットを被る
ルールその5:おっと。シートベルトを忘れずに!
ルールその6:3500RPMで発進。クラッシュしないように。
その結果は・・・
この子のお父さんは、きっと教え方が下手だったのでしょう。