Vette Feb. 2011

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Corvette Feverと合併して3号目になるVatte。
例によって興味深かった記事を紹介していきましょう。Corvette Fever合併後は、読み応えのある記事が多いです。

表紙はニトロ噴射を追加して800HPを出すZ06。日本語ではニトロと言うため、ダイナマイトの原料であるニトログリセリンをイメージしてしまう人が多いと思いますが、正確にはナイトロ・オキサイド。亜酸化窒素のことでことで、いわゆる笑気ガスです。化学式はN2O。もちろん、爆発はしません。N2Oを高温のシリンダー内に噴射すると、窒素と酸素に分かれます。したがって、シリンダー内には普通の空気よりも多くの酸素が入ることになり、結果として燃やせるガソリンの量が増えるという原理です。アメリカでは安価なパワーアップ手法としてポピュラーです。

 

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LT-5、すなわちC4のZR-1のエンジンを積んだC2。最近ではLS系を積んだC2の記事はよくみますが、LT-5はちょっと珍しい。LT-5はコルベット搭載エンジンで唯一のDOHCです。
エンジンだけでなく、ボディにも改造が入っていますが、それがとてもいい具合で、私の趣味に合います。フェンダーの張り出し具合が特にいいです。

 

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ミスター・コルベットこと、Guldstrandの物語。
実は私はアメリカ在住時にGuldstrandに会ったことがあります。会ったといっても、イベントでたまたま見かけて、
「Guldstrandさんですか?お会いできて光栄です。」
とか、一方的に挨拶をしただけですが。
言語の成り立ちの違いによるものだと思うのですが、英語の方が初対面の人に話しかけるのは簡単な気がします。

 

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これがその時、私が撮影した写真。
C2のレーシングコルベット(L-88の#9)にサインを入れていたところでした。

 

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アメリカではコレクターカー専門の自動車オークションがいくつかあります。この記事は、そういったオークションがどういう仕組みで運営されているか書かれています。コレクターカー専門オークションに出品される台数が最も多いのがコルベットで、クラッシック・コルベットを手に入れるなら、オークションで購入するのが王道です。
日本では、普通の中古車オークションの一部として趣味車のコーナーがありますが、コレクターカー専門オークションがあるのかどうかは知りません。日本でのクラシックカー、ヒストリックカーの市場はどのようにして形成されているのでしょう?

 

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スモールブロックの最大排気量を持つLS7エンジンにLS9のスーパーチャージャーを組み合わせたらどうだろう?というのは、話題のネタとしてよく使われますが、実際にそれを作ってみたのがこの記事。ただし、LS7は高圧縮エンジンでスーパーチャージャーを組み合わせるには適さないということで、ここでは鋳鉄製のLSXプロックを組み合わせています。LSXをLS7と同じ7Lの排気量にしてLS9のヘッドとスーパーチャージーを取り付けました。結果としてLS9の638HPから710HPにパワーアップしていますが。この記事は、こういうエンジンを作ってみた、というところまででコルベットに搭載するまでには至っていません。
ここから先は記事には載っていない私の感想ですが、LSXの鋳鉄ブロックを使ったことでエンジン重量が増えているわけで、エンジン単体としてはパワーアップしていても、コルベットに搭載して走りがどうなったかというと、どうかなぁ、という印象を持ちます。