Johnny O'connellがチーム・キャデラックに移籍

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コルベット・レーシングでC5-R、C6.Rを走らせてきたJohnny O'connellが来シーズンからチーム・キャデラックに移籍することが発表されました。来シーズンはAndy Pilgrim(彼もまた、以前はコルベット・レーシングのドライバーでした)とペアを組んで、CTS-VでSCCAのWorld Challenge GTを走ります。

Johnny O'connellは2001年からコルベット・レーシングに所属し、ALMSで40回の優勝と3回のシリーズチャンピオン、セブリング24時間とルマン24時間で通産8回の優勝という記録を作りました。
今のコルベットがこれほどまでにレース色を強めたのは、無敵のコルベット神話を作り上げたO'connellの功績とも言えるでしょう。

チーム・キャデラック移籍後でも、セブリングやルマンといった耐久レースではO'connellが走るのでは、という噂がありましたが、それは彼自身がFacebookで否定しています。
また、2010年の耐久レースのドライバーを努めたManny Collardは、プロトタイプカーのカテゴリーに移るそうです。したがって、現時点では来年度のコルベット・レーシングのドライバーが未定のままです。

コルベット・レーシングのドライバーは、ただレースを走るだけでなく、Z06やZR1などのハイパフォーマンス・コルベットの開発アドバイザーも努めていたということです。
来年以降のコルベット・レーシングのドライバーは、どんな人がなるのでしょう。しばらくは、コルベット・レーシングの動向に注目です。